jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

耳を塞がないイヤホンが大流行--とはいえ,周囲への配慮は限定的

耳を塞がないイヤホンが大流行しているという。ソニーもBozeもAnkerもdocomoも続々と新製品を出している。いろいろな記事を見ると,リモートワーク時でも,BGMを聞きながら周りの音を認識したり,テレビ会議でもリアルなメンバーの声が自然に聞こえるからいいのだという。

 筆者は,イヤーカフ型イヤホンで「歩き」情報収集に乗り出す--何時何分,歩行者ナビ,歩行速度まで確認 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2023/8/22)として購入後,主に通勤途中で利用している。現在は,新聞の音声トピックスを聞く場面が多い。ちなみに,読売新聞の音声ニュースは自然だが,朝日新聞の音声ニュースは音声合成のレベルがかなり低いと評価している。

 同じ通勤電車の中で,この耳を塞がないイヤホンをたまに見かけるようになった。しかし,イヤホンの99%は耳の穴にイヤーパッドがはまるカナル型である。その9割がBluetoothによる無線接続になっている。

 スマホで見ているコンテンツも相変わらずで,ドラマやアニメなどの動画,ゲーム,そしてショッピングサイトの高速スクロールである。画面に集中しなければならず,当然のことながら周囲に配慮する様子は全く見られない。

 中には,ノイキャン(ノイズキャンセル)+マイクによる外部音声の取り込み,という形で使っている人もいるのだろうが,そもそも音に集中したいためにノイキャンを選ぶのだから,外部の音を聞く余裕や配慮はないだろう。

 筆者は,この耳を塞がないイヤホンを使って,「耳ナビ」の可能性をさらに独自に追求して行こうと思っている。また新しい使い方が出てくれば紹介したい。