jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

2024年はマイコプラズマ肺炎が大流行中--細菌感染なのでマスク着用が絶対有効だが,相変わらずの非着用状態

新型コロナウイルスの感染確認者の数字をずっと追ってきているが,ここ2週間も全国平均が3.07人,2.38人と減り続けている。このまま収束してほしいと願っている。ワクチン接種が有償化され,筆者も接種は今のところ考えなくても済みそうな状況になっているのはありがたい。

 一方で,2024年に激増しているのがマイコプラズマ感染症による肺炎である(

www.niid.go.jp

 肺炎というのは厄介な症状である。マイコプラズマ肺炎の場合,原因となるマイコプラズマ菌が引き起こす肺炎に対しては抗生物質の投与が一般的な治療法のようだが,抗生物質の種類による効く効かないの差が出てくるようで油断はできない。

 咳が続き,咳に含まれる唾液飛沫やマイクロ飛沫による空気感染によって感染拡大が起きる。マイクロ飛沫だが,原因は細菌なので,マスク着用による拡散防止,マスク着用による吸入防止,これに手洗いと換気というすべて基本的な対策によって,感染拡大が防げるはずなのだが,どうも新型コロナの感染減少に伴うマスク習慣がなくなったことによって,かえって他の病気が拡散されているように見える。

 それにしても,咳が出る人がどうしてこうもマスク着用をしないのか,毎度のことのように呆れてしまっている。顎マスクも相変わらずだし,中には咳をする際にわざわざマスクを口から外して咳をする人もいる。感染症に対する態度が無知の一言に尽きる。

 2023年冬のインフルエンザに続き,2024年冬はマイコプラズマの予防のためのマスク着用の呼びかけをしてもらいたいものである。