jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

変異ウイルスが広まる前の今,「三つの禁止」を提案

筆者は現在テレワーク中である。2021/1/7の緊急事態宣言以後は,会社に宣言して1カ月間の完全テレワークに移行した。この会社は,基本的にテレワークは指導していないので,自主的に遂行している。新型コロナウイルス禍が始まって以来,第二波ごろにやっとマスク着用とアルコール消毒,常時換気が実施されたが,これも会社が入っている施設からの要請でようやく動いた形だ。

 一般のオフィスワーク企業の対応は,すべてトップの意向次第である。筆者は1ワーカー,しかも契約社員なので,何の発言権もない。トップが楽観論なので仕方がない。身を守るには,自主的な行動しかない。

 2020年7月ごろの第二波以降,使い捨て(ワンタイム)マスクも市場に戻って来,4月以降の「アベノマスク」騒ぎで布マスクの自主製作から市販による着用の広がりがあり,さらに電車などの公共交通機関での窓開け,マスク着用,会話自粛呼びかけがようやく当たり前に行われるようになったので,筆者的には「テレワークでなくても,勘どころを押さえれば感染拡大は防げる」というのが,今の気持ちであり,飲食店の「2人以上の入店お断り」「お1人様は歓迎」が明確な対応法 - jeyseni's diary (hatenablog.com) を提案している次第である。筆者は弁当派で外食をほとんどしないので,外食産業に貢献していない。テレワークしていても同じなので,自分にとってメリットの大きいテレワークを選んでいるだけである。上記ブログを見ていただき,ご賛同いただけるようなら,他人との接触,会話,会食をなくしながら,外食産業を助けるという意味で,出勤していただくことに反対はしない。

 二度目の緊急事態宣言で,医師会や専門家会議からの悲痛な訴えはあるものの,政府,特に首相の態度があいまいなことともあって,緊張感が全くない。逆に「入院を拒否した人には罰金を科す」なんて議論だけがあって,本質的に締め付けるべきところがユルユルのままである。医療崩壊から「医療壊滅」という言葉まで飛び出しているのに,感染拡大を抑える方法が提示されない。あまりにも楽観論で進めてきているのではなかろうか。

 イギリスで感染拡大をしているウイルスが,感染力の高い変異ウイルスのようで,これを抑えるためにワクチン接種を急いでいる理由がよくわかる。アフリカ,ブラジルで確認された別の変異ウイルスも,もう日本に到着している。空港の検疫もどうも穴だらけのようで,市中への持ち込みが進んでいるのではないかと気になる。2020/12/1に書いたブログ「出島」と「関所」をもう一度 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 。その直前に,ビジネスでの海外との行き来を許可したことが,海外からの変異ウイルス侵入を許してしまうのではないか,という懸念がある。

 せっかくの緊急事態宣言である。もっと厳しく締め付けた方がいいと思う。著名な美容整形医師が「鎖国内需拡大だ」と叫んでいるが,この宣言中は海外との行き来を「禁止」して変異ウイルスの侵入を本気で阻止し,その分を日本の中で「ア話会」(アルコール+会話+会食)なしでの外食を盛り立てるよう,店舗入り口での2人以上の入店を「禁止」,対面の会話「禁止」という「三つの禁止」で,経済(内需)を動かしながら感染拡大を抑えることを提案したいと思う。

 会話はマスク着用は必須だが,電話,さらにはLINEなどでのテレビ電話,zoom会議などでもいいのではないだろうか。一時期,若者たち,特に恋人どおしでも,目の前の相手とケータイでチャットする,という異様な光景が見られたが,これが実は先進的な若者がリードする新しいコミュニケーションスタイルなのではないだろうか。筆者もチャットは比較的好きである。チャットで会話を始めて,少ししてからテレビ電話に切り替えてお互いの表情を確認して会話を終える,といったスタイルが,スマートなのかもしれない。

 正直,zoom会議はやはり苦手である。パソコンの前で身じろぎ一つできなかったり,意思を伝えるためにわざとオーバーな動作をしなければならなかったり,さらに参加者全員の視線が自分に向いているように見えることが,ストレスの原因ではないだろうか。インタフェースをもう一工夫してもらいたい。提案としては,普通の会議室のように,机の周りに参加者がいて,発言する人だけ自分の方を向かせるとか,横にいる人の視線が来ないようにすることだ。3D空間内にアバターを配置したバーチャル会議を提案している企業が海外で何社もある。日本の分身ロボットOriHimeについて書いたのは2020/4/1のことだったテレワークと分身ロボットOriHime--そしてその先へ - jeyseni's diary (hatenablog.com)。自分で契約して,会社に置いて,会議のときには会議室に連れていってもらう,ということまで考えたのだが,まったく関心のない会社なので,困ったものだと思う。またソリューションを探してみようと思う。