jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電車がまた感染地になると予測

異例の高い気温が続いている。もう10月も半ばなのに、まだ半袖で外出できるなど、おかしな気候である。

 COVID-19感染拡大を防止するために換気が一番大事だと筆者はこのブログに書いている。飲食店の換気は相変わらず心配だが、もう1つの懸念は電車である。

 マスク着用が進んでいるが、緊急事態宣言解除で人の気の緩みも出ている。いい加減なマスク着用者もまた増えている。

 電車の窓開けも電鉄会社の定番作業になったが、問題はこれからの寒くなる季節の窓開けである。

 テレワークで減っていた乗客は明らかに増えている。席数と同じ、あるいはそれ以上の乗客がさらに立って乗っている。座っている人は窓が開いていても別に風はほとんど当たらないが立っている人には顔に直接、風が当たる。せっかく開けた窓から吹き込む冷気に耐えられず、閉めるケースが増え、開けようとすると文句が出る。

 乗車率の向上、窓開け量の低下、そして寒さで粘膜が弱ることによる咳、くしゃみの増加。これにより、飲食店の営業時間延長と相まって、電車内がCOVID-19感染拡大の温床になることを懸念している。

 当初、電車内での感染リスクは低いと判断された。乗客の大半がマスクなしの状態でも、電車内で感染したという明らかな事例がなかった。しかし、今のデルタ株変異ウイルスは、その感染力が10倍と高い。いくらワクチン接種率が進んだとはいえ、感染リスクは高く、さらに無症状感染によるスプレッダーになる可能性も否定できない。

 あさってからようやく寒くなるようである。筆者の懸念が杞憂に終わることを祈る。