jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

タブレットが嫌いな理由--画面操作をすると画面が揺れることと思われる

タブレットが苦手である。なぜなのかを改めて考えてみた。

 ノートPCがどんどん薄く軽くなっているが,タブレットの厚さや軽さには敵わない。カバンで持ち歩くのにタブレットは便利だと思って期待したのである。8インチディスプレイの日本製タブレットである。

 しかし,いざ使ってみると何かしっくりしない。メジャーなタブレットだとiPad miniとほぼ同サイズで,片手でも持ちやすい。iPad miniよりも軽い点もいい感じだった。当時,10インチのiPadも家にはあったが,筆者にはかなり重く感じた。片手で支えてもう片手で操作するスタイルだと,支える手の方が疲れてしまう感じだった。その点,8インチタブレットは軽量で,持ち運びや立ったままの操作もそれほど問題ではなかった。

 ところが,タブレットだけで物事が完結しない。メールのやり取り,Webブラウズなど普通の操作だけでも,違和感がある。

 その一番の原因は,文字入力である。画面上に表示されるソフトキーボードが画面幅いっぱいに表示されるが,その入力は片手なので,左右に大きく手を動かさなければならない。パソコンにおけるタッチタイピングができない。最初でつまづいたので,スマホ方式の片手入力キーボードをインストールするところまで行かなかった。

 もう1つは,文字入力やスクロールなどの操作をするたびに,画面が揺れることである。揺れる画面で文字を認識するのは筆者には辛い。

 喫茶店などの机の上に設置し,キーボードやマウスを使って入力すれば,ノートPCと同じような使い方ができる。しかし,タブレットを斜めに立てても気に入った角度にするのに少し苦労する。ケースの折り方を変えても2段階しか調整できない。しかも,それほど安定して立てられない。倒れてしまうこともある。

 タブレットと併用するキーボードも,厚さは一般に薄く,タッチタイピングするのに安定しない。持ち歩きを考えて折りたたみ式のキーボードを購入したが,この折りたたみの角度も安定しなかった。

 結局これなら,ノートPCで十分だという結論になっている。タブレットでは,仕事で必要なMicrosoft Officeソフトが使えないというデメリットもある。google系の代替ソフトも試してみたが,限定的だった。筆者にとって必須ソフトであるファイルメーカーも使えない。

 タブレットユーザーに聞くと,ペンを使って手書きで記録する使い方に便利なんだという。すでに手書きからほとんど遠ざかっている筆者にとって,手書きで文字を書いたり,印を付けたりといった使い方はしないので,タブレットの良さがわからないのだろう。

 タブレットを表示専用に使おうとして,カーナビに使うことにも挑戦した(「タブレットでカーナビ」の難しさ--愛用のセレナで実験するも正解が見つからない【追記2/3】自宅で充電する方式で運用 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/27)。しかし,置き場所や電源の問題以外に,入力するときの画面の不安定さが気になってしまっていた。ちなみに,タブレットスマホでカーナビ使いをするときは,google assistantによる音声操作でセットすることにした。この場合,「OK google,◯◯までナビして」と言えば,google mapによるカーナビが自動的に起動して,自動的にスタートする。ハンズフリーでナビ操作ができるのは快適である。Yahooナビなどほかのナビアプリだと,行き先のセットは音声入力でできるが,その後の「ナビ開始」などの操作は手で押さなければならない。これではクルマの中でのハンズフリーにはならない。

 今のタブレットは,バッテリーの寿命が来ており,放電が早い。しかし,別のタブレットを買ってまで使おうという気には,今のところならない。

 小学校のデジタル機器としてタブレットを導入する学校も多いが,子どもたちはどういう使い方をしているのだろうか。答えをボタンで押す,といった使い方や,文字の書き方を学ぶのならタブレットでもいいのかもしれないが,将来的にキーボード入力も必要だとすると,タブレットだと物足りなくなるのではないか。

 これからもタブレットをメインで使うことはないかなと思う。