東京五輪５Ｇ観戦 ゴルフや水泳 セーリング ＮＴＴなど (msn.com) 2021/7/1。筆者が提案していたことが，少しは動いていたのかと思った 「オール・オンライン・オリンピック」で行こう - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/20。無観客，無メディアだが，会場の観客席に設置したディスプレイで双方向に視聴と応援ができ，さらに3D中継やドローン中継などで，これまでにない演出をするという提案だったが，どうやら「ドローン映像」「視点移動映像」の2つに限られるみたいである。
さらに，「新たな観戦様式はいずれも来場者や一部関係者が対象」だそうで，家庭では見られないらしい。期待はずれな会見だった。
2021/7/1現在，東京で673人が感染確認され，7日間の平均が東京都だと500人を超えステージ4相当になった。これは緊急事態宣言でしょう，というレベルだが，オリンピック直前では宣言の出しようがない。ズルズルと突入するのだろう。
「無観客」がようやく現実的な議論になりそうだが，選手，関係者，オリンピック貴族，各国メディアは，それぞれの会場に集い，5Gオリンピック中継も観戦できるようだ。海外の一般観客も，日本の一般観客も，自宅でいつものテレビ中継だけでオリンピックを観戦するだけになる。せいぜい各局が4K8K映像を流す程度だろう。
観客がいなくなれば，各国メディアはおそらく好き勝手にドローンを飛ばして撮影・中継をするようになるのではないか。正直言って，ヨーロッパで行われているサッカー欧州選手権の試合応援で，主にヨーロッパ各国の観客が超ハイテンションで応援したりしている状況を中継で見ると，これが日本に押し寄せなくて本当に良かったと思うのだが，メディアも同様のノリなのだと思われる。バブルのためにさんざん日本の警備陣を引っ張り回して，楽しむのは海外のメディアのみ。そこでサッカー欧州選手権のような数千人もの陽性者を出す，などという状況はまた容易に想像ができる。
週明けの2021/7/5（月），日本が敢然と「緊急事態宣言5」と「オリンピック中止宣言」を出すことを，最後に希望しておきたい。
