jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

海外マスコミの横暴を封じるためにオリンピックの中止を

米有力紙が組織委に抗議文 来日記者の取材制限に (msn.com) 2021/7/2。タイトルの前半を読んだとき,「こんなコロナ禍の最中にオリンピックを開催するのは言語道断」ということかと思ったら,行動制限に対する抗議だった。やはり海外メディアは横暴である。

 日本のマスメディアは,「報道協定」あるいは「記者クラブ」という枠で行動を多少制限されることには慣れている。日本でも,既存メディア以外の新メディアやミニコミなどは,枠の中にも入れない。外国メディアもこの枠組に入れない場合があり,軋轢が生じることも多い。

 無観客での開催の可能性が見えてきたが,メディア,オリンピック貴族,国賓は来日する。オリンピック貴族は,すでにバッハ会長がいきなり広島や長崎を訪問するとルール破りを宣言している。その他のオリンピック貴族も,六本木や赤坂に繰り出すだろうことも予測されている。だから,オリンピック--海外メディア,オリンピック貴族,国賓をすべて締め出すことを提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/12 としてきた。

 しかし,今回の「アメリカの有力紙12社が、連名で大会組織委員会に抗議文を送った」ことで,海外メディアの無差別行動を抑えることはもはや不可能であることが明らかになった。

 せっかく,行動制限で妥協してやったにも関わらず,それを守らない,という宣言をしたことにより,もはやオリンピックを開催することは,無謀以外のなにものでもないと思えるのである。

 海外メディアを締め出そうとしても,日本に乗り込んでくることを避けることはできない。したがって,オリンピックを中止する以外に,横暴な海外マスコミの来日を避ける方法はない。

 「取材の自由」「報道の自由」を主張すれば,世界中どこでも何でもしてもいい,と考えている海外メディアは,この際,あらゆる意味で入国制限をすることを要望する。正直,同じメディア人として,この破廉恥な抗議文を出した米国メディアには失望したことを伝えたい。