jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

3回目で「初モデ」を接種--翌日までは順調【追記】翌日夕方からの微熱も半日で解消

2022/1/19に3回目の接種券が届いた。早速その日のうちに最短でモデルナ製ワクチンが打てる接種会場を探して予約,今日2/4に接種を受けた。最短と言っても,別の平日もあったのだが,金曜日接種,土曜日休養,ということを考えて金曜日を指定した。

 接種券には2回目から8ヶ月後と書いてあり,筆者としては2021/6/24が2回目なので,本来は2/24以降ということになるのだが,その後,2月に入って6ヶ月に短縮された。筆者の接種券は7ヶ月目標で発送されていた最初のグループなので,このスケジュールで大丈夫だったようだ。申し込みサイトには,そのようなインフォメーションがなかったような気がする。

 印刷を変更するのが手間がかかるので,「8ヶ月」と書かれた書類を修正せずに送付した,というのだが,やはり高齢者はWebサイトを見ることはない。小さな訂正用紙を入れることで対応も可能だし,封入後であっても,封筒の表面に「2回目から6ヶ月で申し込みできます」というゴム印を押して発送すれば事は足りると思うのだが,融通が聞かないのか,発想が乏しいのか,と疑ってしまう。

 1回目,2回目はファイザー社製ワクチンだった。3回目はモデルナ製ワクチンを初めから指名していた。効果がより長続きするという調査結果があったことと,我が家ではモデルナ製ワクチンを打った者がいないことから,自分が実験台になろうと思ったのである。

 このブログを書いているのは,接種から約10時間後である。とりあえず,今は発熱もない。モデルナアームと呼ばれる腕の筋肉の腫れは,たしかにファイザーのときよりは強めに出ているような気がする。

 

 ワクチン接種について,「効果なし」というあるブログを見つけた。そこでは,ワクチン接種者と未接種者で1ヶ月単位で死者数を比べていた。数字として,「ワクチン接種者の方が死者数が多くなっており,ワクチンの効果はない」と結論づけていた。

 また,第5波で2021年9月になって急激に感染確認者数が減ったのは,ワクチン接種との因果関係がないとし,「ワクチンを接種しても感染しにくくなるわけではなく,ワクチンの効果はない」と結論づけていた。

 ワクチン接種によって罹患リスクが下げられるのは,デルタ株では顕著だった。しかし例外的に2回接種後に感染するブレークスルー感染も一定の割合で出ていた。一方,オミクロン株では,罹患リスクを下げる効果は下がり,ブレークスルー感染の割合が増えている。

 しかし,ワクチン接種の最大の効果は,重症化を防ぐことである。デルタ株でも効果はあったが,オミクロン株に対してはさらに高い重症化抑制効果が出ている。

 それでも,重症化すると肺炎を発症することから,死亡の危険性は高い。ワクチンを打とうが打つまいが,重症化すれば死亡につながる。これは通常の風邪でも,こじらせて肺炎まで進行してしまえば死亡の危険性が高まるのと同じである。特に高齢者は,肺炎を発症してからの回復力が弱いため,死亡に至るケースが増える。オミクロン株の感染対象が,当初は20~40歳台が中心だったが,これが10歳台や高齢者の感染者が増えつつあることで,死亡者数が増えるというのは,当たり前である。これをワクチンの接種の有無だけで結論づけて,ワクチンの効果はない,と吹聴するのは,数字を逆に利用しているだけである。

 筆者と同様,こういうブログを書いている人間は,部屋でぬくぬくとパソコンのキーボードを叩いて,誰とも接触しないから,ワクチンを打とうが打つまいが感染すらしない。お抱え運転手でクルマ移動する政治家が感染しないのと同じである。

 確かに,ワクチンの接種が始まった2020年後半の海外で,強い副反応によって死亡したと思われる事例が相当数あった。その後,この原因究明はほとんどされていない。一定数の副反応はやむを得ないとするか,それは許せないとするかは,当事者以外はまさに外野の話になってしまう。

 もちろん筆者も,外野であり,自分がワクチンを接種してみるまでは不安も大きかった。ファイザー製ワクチンの接種では,痛みもほとんどなく,倦怠感もまったく起きなかったが,家族は数日間の発熱と倦怠感があった。モデルナ製ワクチンについても,自分で接種するまでは副反応がどの程度あるのか,説明ができないからである。

 

 ここからは接種翌日の記述である。何となく,夜寝るときには腕の痛みなど違和感があるように思えたが,よく寝られた。朝,布団の中で手を上に伸ばしてみたが,少し抵抗があるものの上まで上がった。起床して同じように手を上に挙げたら,上がった。押さえてみると確かに痛みはあるが,1回目と同程度だった。倦怠感もとりあえずなく,体温もぼぼ平熱のままだった。

 今日は1日,あまり無理をしないようにゆっくりと過ごそうと思っている。

【追記】接種翌日の17時ごろ,少し悪寒がするなと思って熱を測ってみると,37.1度だった。その後,布団で寝て様子を見ていたが,20時ごろには37.3度,22時ごろには37.6度と上がった。咳もなく,呼吸も楽なので,水分を補給してそのまま就寝した。

 接種翌々日の朝,体温を測ってみると36.2度の平熱に戻っていた。約半日,微熱状態が続いたことになる。この程度で収まって助かっているし,これはワクチン接種の「順反応」だと思っている。

 思い返すと,接種当日も,皮膚感覚がややシャープになっていた印象がある。髪をかきあげると,何となく毛穴を刺激しているような気がしたし,皮膚をさすってもやや敏感になっている印象があった。また,指先の冷えも感じた。

 いずれも,ワクチンによって抗体形成を行うことによる順反応なのかもしれない。ファイザー製ワクチンや,これまでのインフルエンザワクチン,肺炎球菌ワクチンなどでは感じたことのない反応だったので,モデルナ製ワクチンはやはりやや強力なのかなという印象である。しかしこれも人によって反応が異なることはすでに報告されているとおりである。

 このブログを読んだ読者が,「やっぱりファイザーにしよう」とは思わないでほしい。実際,筆者の息子は1回目,2回目はファイザーだったが,38.5度の発熱と1週間の倦怠感で寝込んでいた。どこかに相性みたいなものがあるのかもしれない。