jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

デルタ変異ウイルスでイギリスの感染者が拡大。オリンピック開催警鐘をイギリスから出してほしい

インド型変異ウイルスはWHOが「デルタ株」と呼ぶことにしたようである。スパイクの変異はL452R。最初の変異ウイルスであるイギリス型を「アルファ株」と呼ぶことにしたそうだ。ウイルス名に国名が入ると,かつてのスペイン風邪などのようにその国が悪者にされる風評被害が出るからだと思われる。

 デルタ株への置き換えによって,イギリス国内での感染者数が再び増え始めている。感染率が2.0倍以上に高まっている。重症化リスクが変わったかどうかはまだ検証されていないが,ワクチンの2回接種後の感染リスクは従来型やアルファ株と変わらず,効果はあるとされている。

 それにしても,ワクチン接種率が高いイギリスやモンゴル,チリ,バーレーンなどで,再び感染拡大しているのはなかなか厳しい。イギリスでの2回目ワクチン接種率は2021/5/22段階で43%,1回目接種率は72%である。ワクチン接種により,マスク着用義務の解除や飲食店の制限解除などが行われていることが,理由の一つかもしれない。

 日本は,高齢者で30%,64歳以下はほぼ0%。ワクチンでも残念ながら感染を完全に抑え込むことは難しいのかもしれない。

 イギリスは,オリンピックのために選手を日本に送り込むだろうが,その競技が行われる環境にデルタ株が広がり始めた日本の観客が入ることを望むだろうか。

 日本は外圧に弱い。IOCに押し切られていることでもそれは明らかである。

 そこでイギリスのジョンソン首相にお願いしたい。「オリンピックの開催には協力しますのでぜひ成功させましょう。ただし,日本の観客を会場に入れないようにしてください。その代わり,海外のマスコミも,オリンピック貴族も日本に渡航させないように提案します。デルタ株はとても恐ろしいです」と提案してもらいたい。