ノートパソコンを使い始めてから、電車の中で使うことが1つのパターンになっていた。席に座れた時は必ず何か入力していた。しかし、満員電車で立ったままでは何もできない。
ディスプレイはいずれARメガネで画面を見ることができるだろう。当初は、電車の壁にプロジェクターで画面を映してはどうかと考えていた。特殊な光を投射し、他の人には見えない方法があるかもしれないと考えた。
入力は、片手キーボードでどうだろうかと妄想していた。片手でPCを持ち,もう一方の手で入力することを考えた。普通のキーボードではダメだし,市販の片手キーボードだと立ったままでは使えない。何かグリップ形式で指先だけでボタン操作できるようなイメージである。当時の海外製品で見つけたのだが,高額なのと,日本語入力ができるかどうかわからなかった。
スマートフォンのキーボードは12キーが主流で「携帯入力」「フリック入力」「2ストローク入力」などで日本語入力ができる。しかし,パソコン用の片手キーボードでは日本語入力ができない。テンキーボードのような特殊なキーボードも発売されているが,汎用性がない。テンキーボードで日本語入力ができるような仕組みがほしい。
ならばいっそ,スマホの12キー入力でパソコンに入力できればどうだろうかと考えた。1つのソリューションとして,以前から使っているリモートデスクトップソフトが使える。筆者は「AnyDesk」というソフトを愛用している。PCでもスマホでもお互いに操作,入力ができるからである。
そう思っていたら,面白いアプリを見つけた。Remote Mouseというアプリである。もともはiPhone用だったが,Android用も使えるようになった。スマホにアプリをインストールし,PCにもソフトをインストールする。同じWi-Fi環境かBluetooth接続で,スマホ画面がタッチパネルになり,タッチパッドとしてPCのマウスカーソルを動かすことができる。さらに,スマホのキーボード入力モードにすると,スマホのキーボードでPCに文字を打ち込むことができる。普段のスマホでの入力とほぼ同じ感覚でPCに入力できるのである。
すでに,ケータイ入力は若い人の主流になっている。パソコンでフリック入力を再現するのは難しいが,携帯入力,2ストローク入力をする方法があると便利だと思う。またタッチパッドを使ってフリック入力ができても面白い。いや,古いスマホをパソコン入力専用に使う方法もあるかもしれない。
【追記】Remote mouseでスマホとリンクできるのはWindows PCやMac,そしてLINUXなどパソコン系だけで,タブレットとリンクして入力用には使えない。そこでいろいろ探してみたところ,「Bluetooth Keyboard & Mouse」というアプリを見つけた。Bluetoothで認識できるデバイスなら何でも接続できる。タブレットも同様だった。ただ,カーソルの操作,数字,アルファベットの入力はできるのだが,日本語入力は難しいようである。何か方法があるのか,探ってみたい。
【修正】スマホで「Bluetooth Keyboard & Mouse」のキーボードをQUARTYのような英語モードにしてローマ字入力すると,タブレット側を日本語入力モードにしていれば,日本語に変換できた。できれば,スマホのフリック入力や2ストローク入力などの高速入力モードを使えるといいのだが,タブレットの場合,多くはタッチ操作による画面の切り替えで情報を見るという使い方が多いので,タブレットを机の上に立てた状態で,手元でスマホによるマウス操作ができれば,やや重たさが気になるタブレットを手にしなくても8割方の操作はできる。喫茶店でタブレットを使う際に,机の上で操作するには机の上に平らに置いて前かがみで入力するしかなく,椅子の背もたれに寄りかかるには膝の上に置いて,片手でタブレットを支えて,もう片手で操作する必要がある。これを,机の上にタブレットを立てて,スマホをマウスとして手元で操作すれば,椅子の背に寄りかかりながら,顔を上げて閲覧操作ができる。簡単な文字入力なら,Bluetooth Keyboard & Mouseで十分可能である。
タブレット用に外付けのタッチパッド付きBluetoothキーボードを準備したが,同じような感じでスマホをタッチパッド付きキーボードとして使えば,荷物が少なくて済む,というわけである。