jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

95%が50歳台以下--東京のCOVID-19感染確認者の衝撃

2021/7/27,あと数分で今日のCOVID-19感染確認者数が発表される,という段階で,昨日7/26の東京の感染確認者数は1429人の年齢別の数字を見て驚いたことを記録しておこうと思う。95%が50歳台より若い層だという。

 65歳以上の高齢者が先にワクチンを接種したことによる感染罹患リスクが下がったことによるものだと言えるのだろう。

 そこで2つの意見が出てくる。65歳以下の若い世代も早くワクチンを接種することで,感染罹患リスクが下がるというのが順当な意見である。しかし,ワクチン接種が先行している諸外国で,再び感染者数が増えているから,これから接種してもムダだ,という意見である。

 後者の意見は,副反応の大きさが気になる若者にワクチン接種を拒否する理由の一つになっている。

 東京オリンピック2020が始まり,夜間の試合を飲食店で観戦し,そのあとも路上飲みでつなぎ,盛り上がる,というパターンを若者が実行している。終電が早くなり,逃した若者は路上でたむろして飲み続け,朝電車で帰宅する。実際,月曜日の朝,唯一の出勤日に駅に行くと,酔っ払ってぐでんぐでんになった10人ぐらいの若者のグループが降りてきた。

 ここで,7/27の東京の感染確認者数が2848人になったというニュースが入ってきた。さすがに増加傾向はジワジワという範囲だという楽観論を持っていたのだが もう止められないオリンピック。最終日の感染者数を予測 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/27,どうもやはり無理だったようだ。今日の陽性者数でも,50歳台以下が約95%だった。

 今日は,台風8号が千葉沖に接近し,さらに東北に上陸するというニュースがあった。この台風接近で,東京オリンピック2020のサーフィン競技が千葉県で行われたが,波が荒れすぎているイメージだった。一方,天候が回復すると猛暑。ここ数年間,少し慣れてきた日本人にとっても厳しいのに,もともと湿気のない諸外国の選手にとっては辛いだろう。アーチェリー選手では熱中症にかかってしまった人もいる。この夏の暑さも予めわかっていて,マラソンが札幌で行われることになったが,ほかの競技も室内でないものは猛暑の中で行われる。

 選手村の不評については,トイレのウォシュレットが好評,ダンボールベッドも意外に好評,とのことで,ある程度はコンディション作りに役立っていることを知ってよかったと思っているが,人によって捉え方はそれぞれである。選手村での感染拡大傾向もまだ止まっていない。選手村のスタッフやボランティアへのワクチン接種が遅れているのは問題である。

 市中への人流も増えている。報道の目がオリンピックに向いており,COVID-19や次の選挙などについて放置されている。しかし,今日7/28の2000人近い数字には,正直ちょっと驚かされる。学生・生徒は夏休みに入って,街にも繰り出すようになっている。テレワーク・ウィークなんて,どこにも見かけない。歯止めのかかる要素はどこにもない。筆者は,引き続きのテレワークの実施,二重マスクの着用,ソーシャルディスタンシング,アルコール消毒の励行を進めているが,デルタ株変異ウイルスの感染力が恐ろしい。どこで感染罹患するか分からないと思っている。今日もテレビでのオリンピック観戦に留めるだろう。「お家でオリンピック観戦」の輪が広がることを望んでいる。