Ewinのミニ キーボードを,2024年4月にAmazonで衝動買いしていた。Bluetooth接続で,日本語配列で,しかもマウスパッドも付いている。PCでもスマホでも使える製品である。
これまで,タブレット用に薄型キーボードや三つ折りキーボードなどを購入してきたが,なかなか日本語配列キーボードがなかった。USキーボードでも何とかなる,と思って買ってはみたものの,変換キーがなかったり,日本語切り替えが面倒だったり,記号のキー配置が違ったりと,使い勝手が悪かった。今回この「日本語配列」が購入意欲をそそった。
購入したものの,実は出番がほとんどなかった。超小型なので邪魔になるわけでもなく,机の片隅に置きっぱなしになっていた。もともと,タブレットやスマホなど,キーボードがない機器用と思っていたし,将来的にはMRゴーグルと組み合わせて,どこでもPCみたいなことを実験する目的での購入でもあった。
実際に操作してみると,キーボードを見ないで入力するブラインドタッチはかなり難しい。QUARTYキーボードでキーピッチが8mmと小さいからである。キーストロークは重めで,ぐっと押さなければ反応しない。これはミスタッチを防ぐ意味では有効なのだが,軽やかなブラインドタッチというわけには行かない。
マウスパッドは30mm角で,ちょっと小さい。表面の梨地がやや粗く,こすると擦れる音が大きめにする。キーボードを縦位置にして,片手で持ち,マウスパッドを親指で操作する,というモードは面白いし,テレビ画面上でマウスカーソルを動かすリモコン操作には向いている。ただ,今のところそういう用途がない。
Bluetooth接続が標準なので,あまり気にしなかったのだが,製品に付属するドングルが,なんとBluetoothおよびWi-Fi接続を一体化した小型ドングルだった。これは使わないな,と思っていた。ところが現在,家の机上で使っている中古のノートPCにはWi-FiもBluetoothも内蔵していないことは以前にも書いたとおりで,Wi-Fiドングルを付けて使用してきたのだが,今回このBluetooth+Wi-Fiドングルに代えてみたところ,このミニキーボードで操作できるようになった。
特別な使い方をするわけではないが,就寝時にパソコンデスクのキーボードテーブルを引っ込めるので,ちょっとした操作ができなくなる。このときに,このミニキーボードを使ってWeb閲覧程度ができることを確認した。ちなみに,Bluetoothが使えるようになったので,Bluetooth マウスも接続することにした。これを機に,連休の間にPC周りの整理もできて,すっきりした。
いろいろ便利なものが世の中に出てきたものだと思う。ミニキーボードは万人におススメする製品ではないが,いずれ役立つ日が来ることをイメージしている。