jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「HEPAフィルタ搭載ネックファン+マスク」があった

新型コロナウイルスの変異ウイルスが感染力が高いため,マスクによる感染拡大防止効果が限定的なのではと感じ,換気とソーシャルディスタンシングを再提案した。

あとは「空流」つまり換気がポイント - jeyseni's diary 2mのソーシャルディスタンシングをもう一度 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/23。

 その後,改めてパーソナルな空流としてのエアシールドについて再検討をしている。以前に報告したネックストラップファンは,常時デイパックに入っており,オフィスで隣の人との間隔が気になったときにはエアカーテン代わりに使用している これは良かった。ネックストラップファンでエアシールド - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/11/5。そろそろまた,暑い季節になってきたので,電車の中でもまた役立てようと思っている。

 屋外での快適さのための空調服については,引き続き検討している 空調服をエアシールドに使う方法を検討中 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/11/3。空調服の欠点は,ベイマックスみたいに丸く膨れてしまうことである。見た目だけの問題だが,電車の中などではちょっと利用しづらい面がある。あとは,灼熱の元で作業するときに使うことが目的なので,ファンの力が強く,モーター音がかなり大きめなことである。

 次に考えたのが,デイパックの背中にファンで風を送る商品である。組み込まれたリュックも数種類が発売されている。また,普通のデイパックに取り付けるアダプターも販売されている。最終的に,この手のファン商品はファンのモーター音がどうしても気になるようである。筆者も,ネックストラップファンを冬場のコートの内側で動かすことを前提に考えたが,現在はデイパックのポケットの中で動かして,自分の前にデイパックを抱えて,空気を口元に送るような使い方をしている。

 エアシールドは基本的に空気の淀みを解消することはできるが,花粉はホコリの粒子,ツバ飛沫,マイクロ飛沫,そして細菌やウイルスなども一緒に移動させている。これを防ぐのに,吸気部にフィルターを付けることで粒子を除くことができるが,空気の抵抗が増えるため,それを解消するためにファンの回転数を上げて流量を確保しようとして,その分,モーター音が大きくなるという欠点がある。

 さらに検索してみると,「HEPAフィルタ搭載ネックファン+マスク」という製品が見つかった 【公式】サンコー通販オンラインショップ |【パーソナル加湿&空気清浄機「エアクリーンネックバンド」】販売ページ (thanko.jp)。2017年に発売された製品である。当時は新型コロナウイルスがまだなく,花粉症対策として発売されていた。

 フィルターは,HEPAフィルター。家庭用の空気清浄機などでも使われているが,もともとは宇宙船や半導体製造工場などで空気中の粒子を限りなく除くためのフィルターである(この製品に使われているのが,どこまでの性能かは不明だが)。ネックファンから吹き出させる空気そのものの粒子を減らす効果はある。

 この製品のユニークなのは,フィルターを通した清浄な空気を,マスクの中に直接導く筒が付属していることである。専用のマスクの口元に,この清浄な空気を導く。

 外から乾いた空気をマスクの中に導くので蒸れず,またマスクが曇らないらしい。さらに,加湿アダプターもある。面白い商品である。

 当時は,なかなかごつい感じで着けにくかったという感想もあるようだが,今の時代,結構先進的なイメージがあるような気がする。もう少し普及価格帯になるといいのだが。

 同社の製品は,常にユニークで感心することがある。現在は当たり前になっているが,USB給電を使ってカップを温めたり,手袋を温めたりするようなグッズをいち早く発売している。筆者も昔から何度か購入しているが,まあ当たりもあればハズレもある。本商品が改良を続けていいものになってほしいと思う。