jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

大手メディアがオリンピック容認,しかしワクチンは拒否。これは矛盾する

大手新聞社が,オリンピック容認の方向だそうだ。メディアにとっては,オリンピックは恰好のネタである。読者は情報を求める。ということは広告収入が上がり,メディアは儲かる,という仕組みなので,オリンピックをやめてもらうとメディアは損をする,という経済原理がある。

 オリンピックが開催されると,記者,キャスター,カメラマン,コメンテーター,そして機材関係者が会場に殺到する。取材場面は見ても分かるように,ソーシャルディスタンスなんて全く守られない。さすがにマスクはするとしても大声を張り上げてコメントを求める。会話がなければ取材にならないからである。

 選手側は,いちおうほぼワクチン接種が済んだ状態で来日して参加するだろう。しかし,ワクチンに対して引き続き「?」という疑問点を投げかけつづけなければならない大手メディアは,職域接種も含めて最前線に送り込む取材陣に積極的にワクチン接種はしない。これについては ワクチン2回目を完了 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/27でコメントした。

 選手側は,ワクチン接種をした人も拒否した人も,期間中,毎日のPCR検査をすることが決められている。費用はオリンピック組織委員会持ち(つまり日本の税金)になる。

 では,メディア側はどうだろう。ワクチン接種をしない人も多く,またPCR検査は会社の自腹なので,これも事前に1回検査するのがせいぜいだろう。

 同様に,オリンピック貴族様はどうか。ワクチン未接種者なしで来日するのか。そして,1万人に絞ったと言われる観客は,本当にソーシャルディスタンスで声援なし,拍手だけの環境で満足するのか。

 魔の2021年7月を明日迎えることになる。