東京オリンピック2020の行動規制は公開されている。アメリカのメディア12社は,これに反発して抗議メッセージを東京オリンピック組織委員会宛に発信したという。
マスコミは,言論の自由を掲げて,とかく一般的なルールを無視することが多い。記者会見では,インタビュイーはアクリルパネル,インタビュアーは1席置きなどのソーシャルディスタンシングを取るが,ぶら下がり取材では,たとえマスク着用があったとしてもインタビュイーに群がる。マイクもないので,大声を張り上げる。現在の新型コロナウイルス禍でのルールを破っている。静岡放送のカメラマンら感染 五輪事前合宿の選手団取材(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース 2021/7/2 では,マスク着用,適切な距離,と言っているが,インタビュイーのシンガポール選手団側に感染者がいないところをみると,メディア社内での感染ではなさそうなので,取材に出かけてから帰るまでのどこかの工程で,何らかの近接・接触があったことが考えられる。
昨日も 海外マスコミの横暴を封じるためにオリンピックの中止を - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/2 と書いたが,これでもオリンピックを強行するのなら,再度,来日者の行動ルールを徹底するとともに,バブルからの逸脱行為などのルール破りをした来日者にはすべて,逮捕・拘束などの措置を講ずることも含めて通達すべきだと考える。飲食店でのルール破りに対しての科料宣言で,飲食店側がどれだけ精神的な苦痛を味わったか,それを守ったにも関わらず,特別措置などの延長によって営業の機会をさらに失い,科料されてでも営業をせざるを得ないというところまで追い詰められている人たちがいる。なぜ,このような環境下において,感染拡大の恐れをさらに増大させるオリンピックの開催と,海外からの優待旅行,優待観戦を日本が全面的にサポートしなければならないのか,と思ってしまう。
せめて,「ルール破りには強権発動します」との宣言が必要だと思う。しかし,結局強権を発動できる実行組織が日本にはないのが実情である。場合によっては,「来日者はウイルスという爆弾を抱えたテロ集団」と位置づけて,機動隊の出動を要請するぐらいの厳戒体制が必要なのではないかと思ったりする。
あとはまた,東京オリンピック2020への不参加を表明している北朝鮮が,不穏な動きをしないか心配になってきた。2019/5/1の令和の初日や,1年前の安倍首相の突然の辞職 週末,徹夜をしてでも,週明けに「日本党」臨時内閣を立ち上げよ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/8/28 などの際に,何らかの圧力があるのではないかと考えていた。 遅い!遅い!(もう遅い?) - jeyseni's diary 2021/1/27。当時,アメリカはトランプ大統領の時代で,北朝鮮との対話が数回繰り返される中で,ミサイル発射実験が繰り返され,日本には圧力をかけてきていた。東京オリンピク2020の開催でバタバタしている虚を突いて,何らかの自己アピールをしないとも限らない。これも杞憂に終わることを祈っているが,いずれにしても日本は懐が甘すぎる。
それがまた,