jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ジェルのお陰で昔の両刃シェーバーも復活

両刃カミソリシェーバー,おもしろい - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/9 と書いてから,正直完全に両刃カミソリシェーバーを毎日使っている。昔,学生の頃に使い始めた両刃カミソリシェーバーは,結構“出血”を招いていただけに,変なトラウマがあったのだが,まったく快適である。剃る際は刃が1枚しか当たっていないので,剃り残しがあれば音がするし,完全に剃れていれば音がしない。実に単純明快で,気持ちよく剃り上がっている。

 引き出しの奥から,40年前に学生時代に使っていたフェザーの両刃カミソリシェーバーが出てきた。新規導入したQSHAVEが使い勝手がいいので,特に現役復帰させるつもりはなかったのだが,試しにもう一度使ってみた。

 驚いたことに,以前は血まみれになっていた両刃カミソリシェーバーだが,普通にスムーズにヒゲを剃ることができた。QSHAVEよりも剃り音が少なく,最初は剃れていないのかと思ったが,きれいに剃れていた。剃ったあとのヒリヒリ感もなかった。

 考えてみれば,昔は石鹸をアゴに塗って剃っていたのだが,現在はシェービングジェルを愛用している。石鹸は一度剃ると皮膚からなくなってしまい,もう一度剃ったときには少し滑りが悪くなって肌を傷つけるような感じがあったが,シェービングジェルは皮膚にジェルが適度に残り,二度剃ってもスムーズさがほとんど変わらなかった。これが皮膚の傷が少なくなった理由のようである。

 フェザーの両刃シェーバーは,握りの部分に滑り止めが付いている。全体も軽いため,重さのあるQSHAVEでは反動でまっすぐ剃ることができるが,フェザーだと気をつけないと横にずれ気味になる。ここを気をつければ,両方ともそれぞれの特徴を生かした使い方ができそうである。とにかく,替刃が圧倒的に安いこと,替刃を捨てる際のゴミ問題もないこと,電気シェーバーのようにさらに高い替刃が不要なこと,電源を気にしなくていいこと,剃り残しがないことなど,「シンプル・イズ・ザ・ベスト」の典型例であるといえる。