jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

両刃カミソリシェーバー,おもしろい

両刃カミソリシェーバーも進化した様子 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/22と,久しぶりの導入について報告してから2ヶ月が経過した。洗面台の同じところに立ててあったこれまでの3枚刃のカミソリをそろそろ処分して,これからは両刃カミソリシェーバーだけで行こうかと思い立ち,3枚刃のカミソリを最後に捨てるつもりで使ってみた。

 「なるほど,こんな違いがあるんだな」と思ったので,書いてみようと思う。

 まず安全性。両刃カミソリは,手できちんと支えて刃の角度と剃る方向を定めてからまっすぐに動かさないと,肌を傷つける可能性があることを改めて感じた。3枚刃カミソリは,刃先が肌に対して適切な角度になる面ができており,しかも首振り機構のおかげでこの角度が肌に対して常に適切に保たれるようになっている。したがって,かなり乱暴に動かしても肌を傷つけることはほとんどない。

 実際,両刃カミソリにしてから1度,久しぶりに肌を傷つけてしまった。3枚刃カミソリでは,おそらく一度も傷つかなかったように記憶している。だれが使っても肌を傷つけることなく,深ゾリが効くという意味では,現在の3枚刃カミソリなどは実に優れていると感じた。両刃カミソリが「大人のカミソリ」と呼ばれる所以である。

 次に剃り味。最近の理容店では,エイズ騒ぎ以降,単刃カミソリを使う店が減っているように思う。使うとしても,お客様一人あたり使い切りで3枚刃カミソリなどを使っているお店が多いように思う。さらに,カットのみで,シャンプーも顔剃りもないチェーン店が増えたこともあり,単刃カミソリを経験したことのない人も多いだろう。また,男性でも美容室に行く人が増えた。当然のごとく美容室ではヒゲソリがない。

 両刃カミソリの剃り味は,単刃カミソリの剃り味に極めて近い。カミソリを肌に沿って動かすと,ヒゲが刃に当たって,それが切れていく感じが肌にも感じるし,音でも感じられる。ジョリジョリというヒゲが切れる音がする。同じ場所を数回繰り返して剃るうちに,ヒゲに当たる感触や音がなくなり,スムーズになったことが実感できる。剃ったあと,手で肌に触れると,剃る前にジョリジョリとヒゲが手に当たっていたのがツルツルになったことがわかる。

 一方,3枚刃カミソリは,刃がヒゲに当たるという感覚があまり感じられない。面白いことに,剃った後は実にきれいにヒゲがなくなっており,同じ場所を何度も繰り返し剃る必要がないほどである。手で触ってもヒゲは感じられない。知らない間に剃れてしまったという感じである。これはこれでありがたい。

 手元にある3枚刃カミソリもまだ数回は使えそうなので,両方のいいところを感じながら使っていきたいと思う。しかし,手持ちの3枚刃カミソリは替刃がちょうどなくなっているので,これが最後になるかもしれない。

 というのも,両刃カミソリの替刃を大量に購入してしまったからである。ただでさえ安いのだが,1枚あたりの価格が普通の1/3というオススメの替刃が紹介されていたので,またポチッとしてしまったからである。その数が全部で100枚。月に1枚ずつ使っても約10年は使える勘定になる。本体は,途中で別のを試してみるかもしれないが,替刃はそのまま使える。互換性を気にしたりしなくて済むのも,両刃カミソリのいいところである。プラスチック部品を使っていないので,環境にも優しいかなと思ったりする。