jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

自分の分身を飛ばさない--病気やウイルスの戦略に乗らない理性を

冬場になると、皮膚が乾燥する。乾燥肌の人は特に痒くなりやすい。アレルギー性皮膚炎で皮膚が痒い人もいる。

  最近は、乾燥肌対策も一般的だし、アレルギーに対してステロイド剤を適切に使うことも常識になった。20年ぐらい前に比べると、患者の数はかなり減ったと思う。

  それでも、近くでポリポリと掻かれるのは、いい気持ちはしない。

  皮膚には、常在菌が住み着いており、人によって種類も構成も違う。その人にとっては共生しているが、他の人にとっては異質な細菌である。バイ菌と言ってもいい。

  1人の時は何をしてもいいが、集団でいる場合はガマンしてほしい。自分の分身を撒き散らさないでほしいのである。

  自分の分身といえば、フケも迷惑である。傷が治りかけのカサブタは、化膿菌が付いている可能性があるし、第一、傷の跡なので血液という体液のカスでもある。血液性の感染症を広げる可能性がある。髪の毛に触ると,髪に付いたホコリが舞い上がる。特に狭い場所で女性が後ろを見ずに髪を上げたり,首を振る動作をするのは迷惑である。

  もっと気楽に考えられているのが唾液である。これは体液である。また、口の中の細菌は、皮膚の細菌の40倍もの数がある。虫歯菌もいる。赤ちゃんの虫歯は、親の唾液によって感染したものであると言われている。

  COVID-19は、のどや鼻、肺で増殖し、咳やくしゃみ、そして会話時の唾液の飛散によって感染拡大する。感染症によって生き物が咳やくしゃみをするようにして勢力の拡大を図っているのである。とにかくオミクロン株ではみんなが感染している可能性があるので、マスクの正しい着用、咳、くしゃみ時にマスクを押さえて隙間からのマイクロ飛沫の飛散を防ぐことが感染拡大防止の基本である。しかし、相変わらず布マスクやウレタンマスク、鼻マスクなどが横行している。

  ウイルスに感染したら、ウイルスと自分は一体であり、咳、くしゃみは自動的に出てくる。これを撒き散らしているのは、つまりウイルスに指図されている奴隷状態である。理性を持っている人は、マスクという武器でウイルスの拡散を防止できる。 

  これで人類はウイルスに打ち勝つことができる。つまり、あなたは人類を救ったヒーローなのである。

  オミクロン株は無症状のうちに感染拡大させてしまうという作戦である。人類は、きちんとしたマスクマナーでウイルスに打ち勝とうではないか。