jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

新しい国歌を提案--ボーイスカウト曲の「この旗は」を再編集

筆者はかつて小学生から高校生までボーイスカウトに入って活動をしていた。当時は創立されたアメリカのスタイルそのものであり、制服は軍服風、帽子は保安官のツバの大きなハットで、ちまたではあまりいい評判はなかったようである。真冬でも半ズボンで活動していた。

   ボーイスカウトは社会奉仕が信条である。身近なところではゴミ拾いもしたし、災害があると募金活動もした。そういった人に喜ばれる奉仕活動は誇りだった。

   一方で、実に多くの役に立つ知識も教えてもらった。キャンプという基本的に何もない状況で火を起こしたり、きれいな水を得たり、周りの木を使って役立つものを作ったりする術を学んだ。そのために、例えばナイフの研ぎ方も習ったし、ロープの結び方、離れた人との通信のための手旗信号やモールス信号も学んだ。不思議なことに、50年経過した今でも覚えている。さまざまな場面で役に立って自分の人生を支えてくれている。家庭の中でも居場所がある1つの理由だと思う。

   さて、たまたま寝ている間に、かつてカブスカウト時代に覚えた歌をふと思い出した。カブスカウトボーイスカウトの小学生時代の呼び方である。

   その歌は「この旗」というタイトルだった。もちろん、日本の国旗を歌ったものである。

「この旗は、この旗は、僕らの国の名誉のしるし、〇〇の心のしるし。」

「この旗は、この旗は、僕らの国の正義のしるし、〇〇の力のしるし。」

   この「〇〇」のところに「カブスカウト」が入るのだが、改めて聞いてみると、実にいい歌だと思うのである。

   気になったので検索してみると「われらの旗」というのが元曲のようである。作詞作曲は古田 誠一郎氏。日本のボーイスカウト活動の創始者の一人とのこと。〇〇のところは「一人一人」となっていた。「僕ら」も「我ら」だった。

   カブスカウトなので「僕ら」が適切なのだが、世界中で国歌にもビヨンド・ジェンダーの運動で歌詞を変えようという動きがあるようなので、「僕ら」のところは「日本」に、「一人一人」を「日本国民」に置き換えてみた。また「正義」はちょっとおこがましいので、「勇気」にしてみた。

   

「この旗は、この旗は、日本の国の名誉のしるし、日本国民の心のしるし。」

「この旗は、この旗は、日本の国の勇気のしるし、日本国民の力のしるし。」

 

  若干、右寄りな気もするし、メロディはYoutubeでいくつか出てくるが、大人が歌うとちょっと違和感がある(372) 旗揚げの歌 - YouTube。「旗揚げの歌」というタイトルで出ていることもある。これを「君が代」ぐらいにゆっくりと荘厳に演奏されると,いい感じになると思う。どなたか編曲してもらえるとありがたいのだが。