jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

男3人寄れば・・・

「女3人寄ればかしましい」という。「姦しい」という漢字である。

 さて,男という漢字が三つ集まると「たばかる」と読むのだそうだ。こちらは普通には漢字は出てこない。男が集まって「だます」という意味だとすると、まさに男の本性である。

 しかし、集まっているときの方が、用心しやすい。まさに3対1などは危険なパターンなので、なるべく早く立ち去るようにすればいい。

 やっかいなのは、1対1のときである。明らかに男男した男性は、最初から相手をターゲットにしていると言っていい。あとは自分の判断である。しかし中性男子や草食系男子は、何を考えているのかが分からない。しばらくは友達同士みたいに気楽だろうが、急にオオカミになることがあるだろう。タイミングの見極めが必要である。

 筆者は女性になったことがないので,女性の気持ちは正直言って理解はできない。学生時代から独身貴族状態が25年も続くと,男で一人で生きていくのはそれほど苦痛ではない。仕事さえ面白ければ,一人で生活するのは男にとっては気楽である。課題があるとすると,性欲をいかに処理するかだが,これもいかようにもなる,というのが結論である。

 一方,女性は,一人で生きていくのは厳しいらしい。現代社会に至るまで,女性が一人で生活を切り開けるほど,仕事上の自由はまだ確立されていない。男女雇用平等と言っても,正直何が平等なのかと言いたいほどである。男女が共に働く職場で,女性の立場が上にあることはまずない。余計なことに気を遣わずに仕事に邁進したければ,女性だけの職場を作るしかないと思っている。

 また,男は一人でも身体的な危険を受けることはあまりないが,女性の一人暮らしは危険と常に隣り合わせである。赤の他人による犯罪行為での危険もあれば,知人,友人,上司など,身近な男性から性的な脅威にさらされる危険も日常茶飯事である。

 筆者の娘たちには,小さいころに空手か合気道を習わせたかった。自分の身を守るための術を身に着けておくことが女性には必要と考えたからだ。しかし,残念ながら関心を起こすことはできず,年頃を迎えてしまった。今できることは,夜道の一人歩きをさせないように,送り迎えをすることと,男の本音についての知識を語って教えることだけである。これからの自分の人生をどう設計するか,考えてほしいと思っているが,いまのところ,あまりいい流れになるとは思えない。

 男性との付き合いから結婚という形が,女性が外界の敵から自分の身を守るための手段と考えている可能性は高いのかもしれない。自分より腕力がある男性を身近に置くことで,自分の身を守ってもらうことを期待する。その代償として,セックス,身辺の世話や家事,そして出産・育児を引き受け,稼ぎは男性に任せる,という形である。

 ある意味では,安全・安心を得られる手段だが,男は必ずしも家庭という形が好きではない。仕事と称して自由に外に出,人間関係も奔放であることを望んでいる。1対1で身の安全の確保を求めてのパートナーシップが,単に一方的な思い過ごしである可能性も高い。

 やはり女性は,小さいうちから勉強し,知識を得,自分で考え,道を切り開く努力をしなければ,一人で生きることはできないのではないか。そして自分をきちんと確立しなければ,男性からは単なるセックスの対象としてしか思われないのではないか。

 バイオテクノロジーの進展により,女性は結婚という形に囚われなくても子供を授かれる時代がもうそこまで来ていると思っている。そのためには,一人で自活できる仕事を自ら開発していく必要があるのかもしれない。地球や社会に対してインパクトのある女性主導の仕事とは何か,筆者も今後この視点で考えてみたいと思う。

 たとえば,「男性を完全に無欲化するマタタビ様物質の開発」なんていうのはどうだろうか。このテーマは男性は絶対に取り組まない。今ですら男は,バイアグラやスッポンやマカなど,男の妄想の製品開発には血眼になっている。しかもこれは,たとえば50歳台,60歳台で20歳台の女性とセックスする(つまり風俗で弾ける)ことを目的とする製品である。決して,夫婦生活を維持するための製品ではない。女性にとっては敵である。マタタビ様物質が開発できれば,女性が男性を支配することができる。実に平和ではないだろうか。

 筆者は生まれ変わっても女性にはなりたくない。お化粧や趣味など自己満足以外のメリットが何も感じられないからだ。しかし,女性中心の社会が,なんらかの技術開発で実現できるのなら,それは地球にとっても望ましいことではないかと思う。この4年間のアメリカ,中国,そして日本の男性政治による地球破壊への道を,何とかこの新型コロナウイルス禍での新しいパラダイムシフトによって地球を救う道へと導いていきたいものである。