jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「期間中に緊急事態宣言が発出された場合、無観客での開催も辞さない」って,「宣言は絶対に出さない」と言っているのと同じ

2021/6/21 東京オリンピック2020が観客1万人制限で開催されることが決まった。もちろんこの1万人は,国内観客数であり,これにオリンピック貴族,各国代表,選手関係者,各国選手団関係者などが加わるので,最大2万人ぐらいは人が入る形になるだろう。特に開会式は全マスコミも集まるとすると,何のための制限か分からなくなる。

 この決定を出した5者会議(オリンピック組織委員会,日本政府,東京都,IOC,IPC)だが,順番に橋本氏,丸川氏,小池氏,バッハ氏,そしてIPCから決定権を委譲されたバッハ氏という協議である。どう協議したって,開催以外の結論が出るはずがないメンバーである。いわば「出来レース」というものである。

 この後,菅首相がタイトルのような「期間中に緊急事態宣言が発出された場合、無観客での開催も辞さない」という会見を行ったのだが,これはもう,大会期間中は「緊急事態宣言は出さない」と宣言したのと同じである。ズルズルと特別措置を隠れ蓑にして規制の強さを加減しながら大会が終わるまで引き延ばすのだろう。

 あとは,筆者が提案するように,各国が選手団の送り込みを断念してくれることを期待する 日本の差別主義に各国の批判。選手不在のオリンピック開催へ。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/21。こんな情けないオリンピック大会に参加すること自体を不名誉なことだと認識して,参加を取りやめてもらいたいものである。各国の常識に期待したい。