最後のチャンス到来である。2021/7/16,IOCバッハ会長は橋本聖子オリンピック組織委員会委員長とともに広島平和公園に赴く。このスキに,開催地である小池東京都知事と日本政府の菅総理大臣,そして天皇陛下による東京オリンピック2020中止宣言を出してほしい。
開催のちょうど1週間前である。各国要人も,まだ来日を決めかねているに違いない。まだまだ自国でCOVID-19デルタ株ウイルスによる感染拡大が勢いを増している段階で,自国を離れさせることを中止できる。ウイルスが再拡大している今,国を離れては,国民からの支持はガタ落ちになる。自分たちで言いにくいのだから,開催国である日本がオリンピックを中止宣言することで,感謝されること請け合いである。
中止にしてしまえば,東京から離れているバッハ会長も橋本委員長も,もはや東京には必要ない。そのままお引き取りいただけばいい。
選手の皆さんも,十分な練習や事前調整ができなかったばかりでなく,不自由な最低3日間の隔離もさせてしまい,ベストコンディションでは大会に挑めなかったろう。苦労をねぎらうために,国内旅行に行ってもらっていいのではないか。PCR検査を毎日受けているのだから,撒き散らすことはないだろう(それにしても,すでに何人も感染陽性者が出ているのは,どういうことだろうか)。
明日2021/7/16が最後のチャンスである。「やはり開催は無理」と明確な発言を期待したい。
【追記】菅首相は,開催中でも感染拡大の場合には開催中止の可能性があると匂わせていた。しかし,2021/7/16 東京都の小池知事は,開催途中での中止を完全否定した。小池氏、五輪開幕後の中止を否定 「安全安心な大会保つ」 (msn.com)。宣言がないのなら,あとは各国選手団のボイコットしかないのか。WHOはどうした。天皇陛下はもっと明確なメッセージを出していただけないのか。バチカン司祭からのメッセージはないのか。前日でも,当日でも,まだ間に合うはずである。歴史的な愚行をぜひやめさせてほしい。