オリンピック期間の前週2021/7/19から9/5まで,テレワークデイズが提案されている 五輪開催するなら「テレワークデイズ」を徹底し,無観客,無PV,無“人流”で選手を完全隔離する - jeyseni's diary 2021/6/11。
テニスでは,セルビアのジョコビッチ選手がオリンピック参加を表明した。先にスペインのナダル選手は欠場を表明している。人によってオリンピックに対する考え方は違うようである。
セルビアやスペイン,そしてアメリカ,中国,ロシア,イギリスなど,世界の多くの国で新型コロナウイルスの封じ込めのためのロックダウンが行われている。新型コロナウイルスに対しての基本的な対策である。海外の人はロックダウンをどう行うかを知っている。
その海外の選手たちが,来日してどう思うだろうか。ウガンダの選手団で,入管時に1人の陽性者が出て入国できなかったが,ほかの8人は「濃厚接触者」であったにも関わらず,「濃厚接触者ではない」として通関し,そのまま関西の合宿所までバスで移動。そこでもう1人の陽性者が確認された。このニュースを聞いただけでも,いかに日本の入管後の対策が甘いかを知るだろう。これから30日の間に続々と来日するので,一般の規定どおりの最低3日の指定宿泊施設での滞在と14日間の自主隔離などスルーすることも知っている。競技場での観客規制なども,結局なし崩しになることも知っているだろう。
結局,特別措置中の都内をバブルバスで移動する間,いかに都内に多くの人が行き来しているかをバスの窓から見,これなら外出しても大丈夫と思うかもしれない。
せっかくのテレワークデイズを実施するのなら,このオリンピック期間中だけでも本気で人流を止める措置を取ってはどうか。そう,日本で初のロックダウンである。
ロックダウンで街中の人がいなくなれば,選手も外出することなく,感染拡大することもなく,競技ができるのではないか。一般の人の移動を規制するということは,無観客で競技を行うことも同時に行う必要があるだろう。
この際,無観客とすれば,再抽選するなどという余計なことをする必要もないし,オリンピック貴族様だけが観戦するだけという興味深いオリンピックになるだろう。
まあ,そこまでしてでも開催するのか,直前に開催中止するのか,まだ選択肢はある。各国選手団の参加ボイコットも含めて,何が最適解なのか,もう一度冷静に考え直してほしいものである。