TBS「ひるおび」のキャスター恵俊彰氏の家族でCOVID-19陽性者が確認され,本人は濃厚接触者として番組にはリモートで参加した,というニュースが流れた 2021/8/8。番組であれだけ注意喚起をしてきただけに,ご家族も気をつけて対策もしていただろうと思うと,やはりデルタ株変異ウイルスの感染力の強さの証明になっているかもしれない。
タレントの野々村真氏が,自宅療養4日目に症状が悪化して入院し,重篤な肺炎と診断されたというニュースも入った。タモリ司会の「笑っていいとも」の初代いいとも青年隊の1人として昔から知っていただけに,重症化一歩手前と聞いて驚いた。
俳優の沢村一樹氏の感染も伝えられた。筆者にとっては,サスペンスドラマの主役として楽しませていただいているため,気になるところである。
7/23には女優の永野芽郁さんの感染が伝えられた。8/5には仕事復帰されたという。朝ドラ以降大活躍なだけに気になっていたが,無事回復されてよかったと思う。
筆者には無縁だが,HKT48ではメンバーのうち5人が陽性で,クラスター発生というニュースがあった。
皆さん,リアルでの活動なので,普通の人以上に気をつけていただろうが,多くの不特定の人との接近・接触もある。大変である。オリンピック期間中に,通常以外の活動をされたことでの感染ではないかとも推測される。
2021/5以降,瑛人,パパイヤ鈴木,片岡千之助,新田真剣佑,内野聖陽,石田二コル,玉井詩織(ももいろクローバーZ),吉本興行の河本準一(次長課長)、濱家隆一と山内健司(かまいたち)の陽性確認が報道され,いずれも復帰したと伝えられている。
野々村氏の入院,HKT48のクラスター,恵氏の家族感染など,感染のパターンが変わってきたのではないかということが考えられる。
「どんなに対策しても感染リスクはある」「ワクチン接種をしていても感染リスクはある」ということをもう一度考えて,若い人もまずワクチン接種を可能な範囲で早く実施することを勧めたい。そのうえで,マスク着用とアルコール消毒の励行はもちろん,これまで以上に積極的な換気設備の追加を考えた方がいいだろう。これは勤め先や学校,飲食店や店舗,そして自宅でも,考えるべき段階だと思われる。