2024年の東京都知事選挙では,泡沫候補が2位の得票を得て終了した。その泡沫候補を,世の中の評論家,コメンテーター,が寄ってたかってSNSやブログで「批判」をするという,まさに泡沫候補の策謀にはめられた形になっている。その「批判」コメントをまた面白がってワイドショーで取り上げるマスメディアの能無し具合にもウンザリである。
これまで政治に関心のなかった若い人に,SNSでの直接の言葉が突き刺さり,その無党派層の票が集まったことでほとんどすべての人が予想だにしなかった結果となった。
東京都知事は1人なので,もはや2位以下の話題は不要なのに,話題が大きかっただけにその敗因を叩くというメディアのいつもの手法を取ったことで,逆襲された形である。つまり,「炎上」を誘発したことになる。まさに泡沫候補の売名行為を手助けしたことになり,思うツボである。
これからも,SNSを通じて一切のフィルタリングのない情報発信が続けられるのだろう。筆者から評論家やコメンテーター,メディアに対しては「一切,無視しろ」とアドバイスしたい。名前が出るたび,写真が出るたび,コメントをするたび,相手にとっては宣伝効果となる。
筆者のブログでは,実名を一切出していない。それが常識である。参照も引用もする価値のないコメントなど,使う必要はまったくないからである。
いや,意見したいのであれば,コソコソとSNSやブログでコメントするのではなく,対面で話をすればいい。それを別にメディアに話す必要も取材させる必要もない。個別に意見すればいいだけである。コメントをSNSやブログに載せれば,それはコメントした人間の「売名行為」となる。
ということで,このブログも終わりである。1週間経過したので,ここでもう炎上はやめてほしい。以上。