jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

改めて「車載スマホホルダー」を考える--接地箇所が2つ以上ほしい

クルマの中でスマホを安定して使えるために使うのがスマホホルダーなのだが,なかなか満足いく方式に出会うことができない。そこで原点に戻って,機能を考えてみることにした。求められる条件としては,

①クルマの振動や道路の凹凸,段差などによる機械的なショックに耐えられること。

②運転中,画面が揺れないこと。

③停車時に片手で操作しても,揺れたりずれたり外れたりしないこと。

④長時間利用を想定して簡単に充電できること。あるいは充電ケーブルを取り付けられること。

⑤取り付け,取り外しが容易なこと。

⑥クルマを傷つけたり汚したりしないこと。

 これらを考えたとき,理想形としては,クルマのダッシュボードにスマホ用のくぼみを標準で備える提案--後付けのスマホホルダーは不安定 - jeyseni's diary (2025/5/20)だと思う。運転者から見やすい位置に,たとえば45°の角度でくぼみを作っておけば,ただ置くだけで安定する。Magsafe機能を内蔵させれば充電もできるし,補助的にスマホをサポートできる。取り付け取り外しも楽だし,片手で操作してもずれないから安定する。もちろん,運転中に画面がぶれることもない。

 逆に,市販のスマホホルダーすべてに言えることなのだが,「見やすい向きに自由にセットできる」を実現するために,スマホの背面の中心に上下左右前後などに自由に向きが変えられるようになっている。しかし,このためにはスマホを支える箇所が基本的に1点になってしまう。すると,スマホの操作で上下の隅などに触れると画面が動いてしまったり,ホルダーから外れてしまったりする。これを防ごうと,強力な磁石を埋め込んだり,バネの力でスマホをガッチリ挟んだりする。しかし,磁力は少しでも離れると一気に吸着力がなくなるし,磁気カードなどを入れておくとデータが消えたりする。またバネ式はスマホに常に余計な力を加えることになる。これでは本末転倒ではないかと思うのである。

 これに対して,スマホの四隅や4辺に可動アームを持ち,スマホの自重で四隅から固定するタイプのホルダーがある。バイクのような大きな振動がかかる用途向けに多く提供されている。しかし,バイクの場合はハンドルアームに1ヵ所で固定するタイプが多い。特にバイクでは地面からの振動やエンジンの振動によってスマホ内蔵カメラのオートフォーカス機能が破損する危険があるので,振動吸収という別の仕組みが組み込まれていることが多い。これによってカメラを破損する細かい振動は抑制できるが,スマホ全体が大きく揺れることになる。クルマと違ってバイクでスマホが落下するとスマホそのものが破損して使えなくなる可能性も否定できない。

 クルマにスマホホルダーを固定する部分も,粘着式,吸盤式,マジックテープ式,そしてエアコンのフィンにネジ止めする方式などが提供されている。しかし,自分のクルマならどの方式ででもガッチリ固定すればいいが,レンタカーやタイムシェアカーなどではどの方法も問題がある。唯一,エアコンのフィンにネジ止めするタイプは自由度が高いが,フィンの破損の恐れがあることと,スマホに熱風や冷風が直接当たることがあり,これもあまり使いたくない。

 ということで,いろいろ悩むのだが,1つの解決策を提案したいと思う。それはスマホをボンネットに対して2点で支えられるようにすることである。

 たとえば,小物を置けるようなスペースがあるボンネットでは,その小物スペースにスマホの下端を置いた形で上端を別の方法で支える。たとえばエアコンフィン固定方式でもいいだろう。

 ところがエアコンフィン固定方式の多くはMagsafe対応の磁石方式でスマホ側を固定しようとするので,スマホをずらしてセットできない。そこで提案するのが,ステンレストレー方式である(ステンレス製トレーとマグネットベースで車載用スマホホルダー--ノート型ケース付きでも使える - jeyseni's diary 2025/5/18)。このステンレストレーを使うと,上側はマグネット式スマホホルダー,下側は小物スペースで物理的に支えることができる。

 ほかにも,この小物スペースを使って,エアコンフィンにバネ式のスマホホルダーを使うという手もあるだろう。これだとスマホを3点で支える形にもなり,より安定する。

 別に磁石式のエアコンフィン方式にこだわることもない。場合によってはヒモで吊るすなどで固定することもできるだろう。一時期大流行りしたショルダーストラップをそのまま車載用に使うという手もあるかもしれない。

 いろいろ実験しているが,現在の筆者の方式はドリンクホルダー式のスマホホルダーである(ドリンクホルダに固定するタブレットホルダを購入--想定外の使い方だったが,画面が安定するのがポイント - jeyseni's diary 2023/12/11)。考えてみると,ドリンクホルダは重いペットボトルやマイボトルでも支える力があり,安定している。ここで基本的にスマホを下からガッチリ支えると同時に,スマホの上端部がボンネットの端にちょうど乗っかる位置にある。スマホ自体を上下からやさしくバネで支えるだけで,ガッチリと固定されている。充電コネクタ用の切り欠きも下部にある。視線はやや下に落とす必要があるが,前方視界を遮ることもないし,外光でスマホ面が読みにくくなることも少ない。すでに使い始めて2年が経つが全く問題がないのは,最初の6つの条件をすべて満たしているからだと思われる。参考にしていただければ幸いである。