Instagram、保護者の許可なしにライブ配信させず 13~15歳を保護する新機能を導入 - ITmedia Mobile (2025/4/9)。これに続いて,インスタの子ども保護アカウント、Facebookにも拡大--これで十分?専門家の視点は - CNET Japan (2025/4/9)というニュースも入ってきた。
さらにこのニュースの中でTikTokのペアレンタルコントロール機能が3月に始まったと書かれていた(TikTok、夜や通学中の利用制限も可能に--ペアレンタルコントロール強化 - CNET Japan 2025/3/12)。
これを,プラットフォーム側の自主規制が始まったと見ていいかなと歓迎したい。
高秘匿型SNSを規制することを提案--Signalで米政府重要情報漏洩,闇バイトの温床 - jeyseni's diary (2025/3/28)と筆者は書いた。単に年齢制限や親の同意による制限では,不十分な面はあるが,まず第1歩として評価したい。
そもそも,ペアレンタルコントロールほどいい加減なものはない。良識のある親なら制限を外さないが,ほとんどの親は子供の要求に屈して制限を外してしまうからである。「絶対にしないから」「お願い」みたいな子供の言葉を信じてしまう。あるいは,たびたびの要求に面倒くさがって制限を外してしまう。最初はおとなしく従っていた子供も,いつの間にか自由奔放にアクセスしてしまうのは目に見えている。リアルな世界ならまだ見える部分もあるが,バーチャルな世界では確認の方法もない。まして,規制する法律もない現在では,プラットフォーム側の良心に依存するしかないのである。
MetaやTikTokといった大手プラットフォームが乗り出しても,逆にアングラプラットフォームに逃げてしまう現象が続くだろう。したがってここは,プラットフォーム側の自主規制に加えて,法律の整備と,順守を監視・規制・制止する国際機関が必要になってくる。しかし,結局世界規模での「常識」は1つにならないので,ウヤムヤになってしまうのだろうか。
インターネットに発信されるあらゆる情報に対して,格付けする「格付けAI」を日本が率先して提案すべきではないだろうか。正直,どの国も相手からすればまともではないと思われるのだが,その中で日本が一番まともと思われているのではないだろうか。もちろん,国際的なインターネット詐欺事件の首謀者が日本人だったりと恥ずかしい面はないわけではないが,天皇制の下で生まれた民法と,戦後敗戦の占領下で生まれた憲法という苦難を乗り越えた法律を持つ国として,平和,自由,教育,など高いレベルの国を運用している実績は,世界中から称賛されているはずである。自信を持って「情報の格付け」をできる立場にあると考える。
日本らしいAIの使い方とは,たとえばこういうことではないだろうか,と筆者は思うのである。「盗作AI」などもってのほかであり,それらを「フェイクに格付け」するのが,日本製格付けAIの使命ではないかと思うのである。