jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マウンティングなしの正義行動,その前に3秒考える(特にクルマ,アルコール,女性)

新聞でいうと社会面は,さまざまな事故,事件,犯罪が毎日のように報道されている。ほとんどが些細なことで理性を失っての事件,犯罪である。もちろん確信犯の本当の悪もあるが,出来心というのも多いのが人間である。

 理性を失う大半は男である。その原因は,クルマ,アルコール,そして女性である。

 「ハンドルを握ったら人格が変わる」とよく言われる。「アルコールは理性を奪う」ともいう。そして「男は突然豹変する」のである。

 もともと理性がなく,相手のことを考えずに行動すると,さまざまなハラスメントにつながる。何しろ相手がどう感じるかについて考えないのだから,自分の常識が相手に伝わらないのは当たり前である。これも男が多いだろう。

 新型コロナウイルスのために行動が制限され,格好にも注文がつけられるようになり,一般の人のストレスが上がっているという。

 筆者が特にストレスを感じるのは,やはりマスクである。とにかくしゃべりにくい。ヒゲを剃ってでかけた午前中はいいが,午後になるとヒゲがマスクに当たってゴソゴソと音を立てる。そしてマスクがずれる。中に熱がこもる。2002年から外出時にはマスクを必ず着用してきた筆者 夏とマスク - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2019/7/18 だが,それは基本的に移動中であり,オフィスでは外していた。ところが現在は家を出たら帰宅するまでマスクを着けっぱなしである。

 これを回避するのにマスクインナーカバーを最近は愛用している 100円ショップで「マスクインナーカバー」を購入 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/11。マスク会食を進める大阪府の吉村知事が叩かれているが,筆者は賛成だし,マスクインナーカバーの併用をオススメしている マスク会食とインナーマスクカバー - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/4。それでも一日中マスクを着けているのはかなり厳しい。テレワークを積極的に実施しているのは,自宅ではマスクなしで仕事ができるからである。

 マスクを着けずに外出する人などを注意する「マナー警察」「自粛警察」的な行動も,結局は自分より弱そうな相手に対するマウンティング行為である。相手に敵わないと思ったら,注意することはないだろう。

 本当に注意すべきと思った純粋な若者が,逆襲に遭ってしまうことは珍しくない。最近も10代の若者が刺されて殺されてしまった事件が起きている。筆者も割と単純に注意してしまう方なのだが,最近は自分の身を守るために正義を引っ込めざるを得なくなっており,これがまたストレスになっている。

 まず相手を見て,行動すべきかどうか3秒考えることが大事だろう。周囲の応援が得られそうかどうかも判断の基準になる。相手が複数の場合は,残念ながら退散した方が賢明である。「君子,危うきに近寄らず」という態度もときには必要である。

 反対に,自分が加害者になりそうな場合も,3秒考えて行動したいところだが,クルマ,アルコール,女性が絡むと理性が働かなくなることが多い。これをどうコントロールしていくか,永遠の課題かもしれない。

 残念ながら,空手や合気道,柔道などの心得がない限り,相手を100%納得させることはできない。犯罪につながりそうな場面では,プロである警察に頼るしかないのだが,今の時代,この警察を「大丈夫かな」と思ってしまうのが普通になってしまったことが,日本の弱さだと思う。

 マウンティングなしの正義行動を取るかどうかの判断には,3秒考える時間が必要である。