東京オリンピック2020まであと24日。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。
選手を感染から守るために、バブルの徹底が指示されているが、正直、無理と思われる。
イギリスで始まったウインブルドンテニス大会もバブル方式で運用されるが、こちらは紳士の国の紳士のスポーツである。別に試合が終わってから観光に行く訳でもない。参加する国も少ない。
一方のオリンピックである。世界206ヵ国からさまざまな選手が訪れ、さまざまな事前合宿と試合会場との間を往復する。憧れの日本に来れたという選手や関係者が、バブル内に留まるのは考えにくい。
スカイタワーにも上ってみたいし、原宿にも行ってみたいだろう。世界遺産になった富士山に登りたいという人も出てくる。その欲求は抑えられるものではない。
そこで一つ提案である。先に紹介したアメリカフロリダ。ディズニーワールド（なし崩し感が残念--各国選手団続々来日 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/27) のように，バブルの周囲を「ワニのいる沼」と考えてほしいのである。優しい顔をしたワニたちである。つい手を出してしまうかもしれないが、そこは新型コロナウイルスで溢れているのだと考えれば、バブルから出ないのではないか。
感染リスクは、それほど高くないと思うが、ここでスポーツ選手としての意地を見せてほしいのである。
