jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

国産ドローン登場--なぜあの形? そして「ロボコップ」的な懸念はないのか

ドローンって、筆者の感覚ではお化け屋敷なので、正直いえば嫌なワードである。

 そのドローンに初の日本国産製品が出たというニュースがあった。世界中のドローンの9割が中国製で、防衛省などが使う場合、情報漏洩の危険性があり、国産化が求められていたという。まあ、筆者も基本的にドローンには否定論で、こんなものが空を飛んでいることに不安を覚える。いつ落ちて来ても不思議ではないし、とにかくうるさい。何でこんなものが存在を許されたのか、不思議である。

 おそらく日本でもずっと様子見していて、そのうち中国が席巻してしまった形だろう。

 さて、その国産ドローンを見てびっくりした。正面から見た印象があのアメリカ製の垂直離陸機オスプレイにそっくりだったのである。プロペラで飛行するところも、騒音も、まさにオスプレイを彷彿させた。何でこういうデザインにしたのだろう。

 国産ドローンなので、情報漏洩はないということで、防衛省へ配備されるのだろうが、ちょっと待ってほしい。

 映画「ロボコップ」では、警察の危険任務 をこなすロボット警官が出てくる。サイボーグ型で人間がベースのロボコップは正義側だが、完全ロボット型は企業が製造したために、警官の内部情報が企業に筒抜けになるという設定だった。

 国産ドローン開発はベンチャー企業である。コンプライアンスは大丈夫なのか、というのが筆者の不安である。

 あとは性能的に中国製ドローンに対抗できるのかも心配である。同盟国であるアメリカのインテルのドローンを採用した方がいいのではないか。