jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

Google Earthにリアルタイム更新の期待

知床半島の観光船沈没事故での初動捜索が遅かったのではないかと指摘した 緊急時の高解像画像衛星やスカイホークの利用はできなかったものか--観光船沈没事故 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/4/27。

   民間の人工衛星会社によるウクライナ侵攻状況の映像も見た。事故連絡から早い段階で、半島周辺の映像の提供を依頼できなかったのかとも考えた。その他の災害時にも利用できるのではないだろうか。

   もっと身近なGoogle Map 、Google Earth を見て驚いた。知床半島周辺を航行する船舶の姿や航跡がはっきり写っている。

Google Mapでの航空写真の例


取得の時間は古いものもあるが、何らかの分析の対象になりそうである。

   Google 社に緊急時に情報提供してもらえるような交渉をするのが、まず第一かもしれない。ミサイル発射についても、何らかの情報が早く入手できるかもしれない。

   マスコミ用語としては使用不可なのだかが、この際使わせていただくと、日本はあらゆる危機に対して゛目くら゛同然であると言いたい。かつて、富士山レーダーが日本の気象予報の画期的な目になって以来、国難に対する目がまったくないと言っていいのではないだろうか。

   今朝のニュースで、G7の中で日本は「平和主義」という表現をしていた。平和主義って、どういうことを言おうとしているのだろうか。丸腰で「争いはやめよう」と言うだけでは、話し合いをしようとしない相手にとっては、単なるカモでしかない。それを見守る目(レーダー、人工衛星)もなければ、見ていても見殺しにするだけの政府では、国民を守る意思はない、と判断せざるをえない。

   軍備を放棄するのはいいとして、それならば、「他国にないほどの完璧な自衛手段」を構築するべきではないか。少なくとも、目の機能の圧倒的な強化は必要である。夜道を歩く時の防犯カメラや防犯ブザーが必要である。ただし、犯罪が起きてからの防犯カメラではほとんど意味がない。常に監視してリアルタイムに対応できるような仕組みまで進める必要があるだろう。