新型コロナウイルス五類移行後33週の全国平均感染確認者数は6.96人となった。7週連続の増加となった。一方インフルエンザは12.66人と前週の約半分まで激減したように見える。
第9波のときと同じような増加カーブに載ってきてしまっているようにも見える。
各県の状況を見ると,複数の地域で注意報レベルに達している。
先週は北海道と長野だったが,今週は,北海道,福島,茨城,長野,岐阜,愛知,そして熊本,大分と8県に増えた。東北,中部,九州に注意報が発令された。さらに,四国,山陰にも,増加傾向が見える。
全国での1週間の感染確認者数が約5万人である。増加傾向,総数から見て,筆者は個人的に第10波入りを宣言したいと思う。もちろん医学的な根拠があるわけではない。
一方,インフルエンザが激減したように思えるのは,これは年末年始休みで医療機関に掛かる人数が減ったからなのだろうか。
いずれにしても新型コロナ,インフルともにまだ油断はできないと思うのである。