2025/6/25以降,九州の南のトカラ列島周辺で毎日のように地震が起きている。7/2までで震度5弱は3回、震度4は18回、震度3は60回(悪石島などで観測)。さすがに多いな,という印象である。
トカラの法則はありえないとして,次に予想されるのは,大きな地震とともに新しい海底火山が噴火し,火山島ができるというシナリオである。これに伴い,大き目の津波が起きることもあり得る。
まあ,トランプ関税30~35%の激震と,参議院選挙公示後の与野党激震も加わり,週末には関東も梅雨明けになってさらなる猛暑に見舞われることになるだろう。手をこまぬいて状況を見つめるしかないのだろうか。
ただ,海底火山噴火とそれに伴う津波で被害が出れば,やれ国民生活を守るだの日本人ファーストだの,無策な政治家たちも吹っ飛んでしまうだろうから,人的被害の出ない範囲で何らかの自然のムチが放たれることを期待したい気もする。
せめて,トランプ関税の手紙だけでの実施開始連絡になる前に,ここぞという妥協案を提示し,ほお,と思わせてほしいものである。提案としては,左ハンドルや灯火類などの非関税障壁の撤廃と,コメの輸入増を宣言することだろうと思う。のんびり選挙演説をしている場合ではないだろう,という気がする。でないと,560万人もいると言われるクルマ関連産業の労働者と,その数倍と計算できる家族が露頭に迷うことになる。2万円給付,30万円消費税減税など,吹っ飛んでしまうからである。