jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マウスシールドが夏場には良さそう

昨日,注文していた簡単フェイスシールドが到着し,早速装着して数時間のPC作業をして問題がないことを報告した。新型コロナウイルス対策をしてくれないオフィスには,フェイスシールドを着用してアピールすることにしている。

 フェイスシールドがこれから何らかのトレンドになると思っているが,決して格好がいいわけではない。街中のファッションとなるには,帽子と一体化するなどの工夫が必要かもしれない。

 フェイスシールドは,相手からの感染飛沫を防ぐ効果のためでもあり,自分から相手に対する飛沫飛散を防止する効果もある。しかし,もし自分が話すときの飛沫さえ飛ばないようにできるような仕事,たとえば学校の先生や塾の講師,コールセンターのオペレーターなどでは,ややオーバースペックということになると思えてきた。実際,マスクさえしていれば,飛沫拡散が防げるからである。

 マスクの問題は,夏場の暑さだ。マスク着用による熱中症の危険について語られ始めている。2002年から冬でも夏でも一年中マスクを着用して身体を慣らしてきた筆者も,通勤途上は何とかガマンできても職場や自宅での常時着用にはさすがに抵抗がある。一般の人に無理やり指導することも難しいだろう。

 と考えていて,「マウスシールド」というのがあればいいんじゃないか,とふと思ってネット検索してみた。わずかだが,マウスシールドの情報があった。大林道路が作業用のマウスシールドを配布するというニュースである(2020年5月22日)。

www.obayashi-road.co.jp

 「夏季における作業場での熱中症リスクを低減させるとともに作業効率を維持する目的」とある。ヘルメットのあごひもに取り付けて使用するタイプである。

 そういえば,マウスシールドは歯医者さんで見かけたことがある。患者さんの顔のすぐ横で治療をしながら,説明もしなければならない歯医者さんにとって,マウスシールドは自分の飛沫飛散を防止する目的にかなっている。患者さんはしゃべれないからである。ちなみに,今現在は多くの歯科医ではフェイスシールドを着用して治療に当たられている。

 塾の講師のアルバイトをしている娘が,オンライン授業から教室での授業に戻った際,クリアファイルを円錐状に丸めたマウスシールドをマスクと併用して使って授業をするように指導されていると聞いた。クリアファイルのマウスシールドではどうも声がこもってしまうので大変そうだった。

 マウスシールドはまだ一般化しておらず,Amazonですら商品リストになかった。上記の工事用のマウスシールドは,ヘルメットのあごひもに取り付けるタイプで,専用のネットサイトには見つかったが,一般的ではなかった。現時点で唯一,楽天のサイトで見つけた製品だが,さすがに購入を一度ためらった。しかしこれは「夏場の屋内マスク」の代わりに使うことができるのではないかと考え,機能を確認するために注文してみた。使い勝手や自作可能かどうかについては,またレポートしたいと思う。とりあえず,関係者にも情報共有の発信をしたところである。