jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

お行儀の悪いドライバーにお仕置きするクルマを--ヒヤッとさせなければ改めないから

最近のクルマのドライバーは、あおり運転か“アクセルとブレーキの踏み違い”言い訳運転ばかりである。すべて精神病である。認知症も、脳の病気だが、残念ながら一種の精神病である。

 かつては、飲酒運転や無免許運転など、物理的な原因による悪質ドライバーしかいなかったから、免許の取り消しなどの「処分」で解決できたが、精神的な原因の場合は、処分しても本人には一向に反省の気持ちを持たせることができない。裁判でも自分を正当化するだけで、罪の意識がまったくない。これをサポートする弁護士は、すべて悪徳弁護士であると筆者は思う(弁護士は、冤罪を防ぐ仕事以外で金儲けするんべきではない、と思うのである)。精神病なので、「責任能力がない」という理由で無罪にしようとする。もちろん、人間の多様性の1つであり、人権の尊重もあるかもしれないが、被害者がある以上、無罪放免はできないのではないのか。

 人間はカネで動くので信用できない面がある。政治家や専門家が特に悪質であるのは,世の常識になっている。企業の経営者も口先だけはいいことを言っても裏でカネが絡むと悪どいことをしないと自分が生き残れないと思って,法律ギリギリのところまで悪事を働く。こういう人たちに踊らされる一般人が情けないところである。

 このルール破りは,機械にお仕置きをしてもらうしかないのではないだろうか。

 たとえば,無賃乗車をしようとすると,今は自動改札機のゲートが閉じる。多少でも理性のある人なら,戻ってきちんと精算をするという行動を取る。理性のない人は,無理にゲートをこじ開けて進む。本来なら,絶対に通れないようにすべきだが,機械を壊されても困るので,そこは多少の安全枠を設けてあり,仕方なしとして放免される。これをまた悪用する人が後を絶たないのが日本である。海外の改札機は,完全に鉄のバーが固定されるので,乗り越えない限り絶対に進めない。日本の機械製造メーカーは,日本人の良心を信じて「絶対」ではないような設計をしているというのに,これを逆に悪用するのが,一部の日本人である。

 さて,筆者がクルマに乗っていてイライラすることの1つに,ウインカーを出すタイミングの遅さがある。信号待ちをしていて,前に停まっているクルマがまっすぐいくのか,右に曲がるのか,左に曲がるのかが分からない。信号が青に変わって,突然ウインカーが点滅を始める。こちらは相手が直進するかと思って待っているのに,左折して行ってしまう。この数秒間の待ちがイライラを招く。予めウインカーで左折合図をしてくれていれば,相手の動きに合わせてこちらも前に進めるのだが,と思うのである。

 そこで提案だが,クルマが動き出す3秒前までにウインカーの操作をしなければ,曲がれないような“安全”装置をクルマを付ける。要は,いきなり曲がろうとしても曲がれない仕組みを組み込む。これだと,曲がろうという意志に反してクルマが曲がらないから本人が気づくだろう,という仕組みである。そのまま直進させるか,あるいはそこでクルマを止めてしまうかをすることで,ウインカーを事前に出すことをドライバーに意識させる装置である。

 逆に,目前の信号の動作を検出して,反対側が黄色信号になったときにドライバーに合図をする装置もあっていい。信号待ちの間にスマホ操作や子供(ペット)相手に熱中してしまって,青信号になっても発進しないことで周りに迷惑をかけていることを意識させる装置である。

 今のクルマは,「クルマが勝手に判断」して,ライトをオンオフしたり,アイドリングを止めたりする。これははっきり言えば「余計なお世話」だと筆者は思うのである。むしろ,「暗くなってきました。スモールランプをつけていいですか?」とドライバーと対話するシステムが望ましい。アイドリングオフにしても,何が何でも止めるというのが現在の設定なので,数秒停まってもエンジンが止まり,その都度またエンジンを始動させるという無駄な動きをしている。「停車しました。エンジンを切りますか?」とドライバーに聞き,ドライバーが判断できる仕組みが望ましい。信号で停車しても,反対側の信号が点滅していれば10数秒後にはスタートできるのだから,エンジンをオフにする必要はないのである。これをすべてクルマの勝手に動作させるために,軽自動車でも耐久性の高い高価なバッテリーを積まなければならないし,エンジンに余分な負荷をかけている。ガソリンの消費量は減るかもしれないが,再起動時の余分な排気ガスや生ガスの発生,バッテリー寿命の圧縮などもトータルで考えると,本当にこれで低燃費,低環境負荷の対策なのか疑問になるのである。

 ウインカーを出すように,クルマ側がドライバーに指摘したとしても,おそらくほとんどのドライバーが3秒前にウインカーを出すことはないだろう。「信号が青になってから出してもいいじゃん」的な思いのドライバーが本当に増えている。ならば,クルマ側は「ウインカーを出さないのなら曲がらせない」ようにして,ドライバーにお仕置きをするようにするしかない。

 こういういい仕組みを作っても,結局は機能をオフにするのだろうな,というのは,かつての時速100km速度超過時の鈴の音がなくなったことでも明らかである。

 相手に対して事故を起こしてはいけない。しかし,間違った運転をしているドライバーに注意喚起して,ヒヤッという思いまでさせなければ,最低限,ドライバーの意識改革はできない(また,絶対に意識改革できない人も,実は相当な数,いるのではないかと思うのである)。