jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

2焦点の監視カメラの提案--移動対象は望遠系スチルでファイルサイズを抑える

ドライブレコーダーで前後カメラの画像がそれぞれ別に保存されていることを書いた(ドラレコでアクションカメラ風の映像を得る--無意識の間に撮影されていることがポイント - jeyseni's diary 2025/4/24)。これを応用して、「監視カメラも2レンズ」にしてはどうかという提案である。

 全体の雰囲気は広角レンズで動画で記録する。一方、動いている人物やクルマは、その顔やナンバーなどを追従して、望遠レンズで静止画で記録するのである。

 事件の瞬間の動画が監視カメラで記録されても、犯人の顔などはほとんど分からない。テレビドラマでもよく出てくる「拡大鮮明化」も限界がある。すでにAIを使った復元方法も導入されているとは思うが、補間処理はあくまでも作り物であり、実物とは異なる危険性がある。

 静止画であればより鮮明だし、絞りを変えて撮影するブラケットも可能である。撮影対象はAIで判断させればいい。

 最近の多くのドライブレコーダーは、前後2カメラで記録できる。しかしほぼすべて前後とも同じ画角である。例えば、後方用のカメラの画角を望遠系に変更し、前方カメラと並べて設置すれば、前方全体と拡大画像、つまりクルマのナンバーがはっきり写るような撮り方もできるというわけである。

 スマホにカメラが2個3個と搭載された時はびっくりした。しかし2レンズができるのだから、ドライブレコーダーでも監視カメラでもできる時代だと思う。「画像鮮明化」みたいな“生成”をするのではなく,きちんと高画素で撮影すればいいと思うのである。