jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

罰金を取る前に「二輪車道路整備」を起案せよ--弱者に強権発動する警察の無気力

【速報】自転車の交通違反に反則金「青切符」が来年4月スタート スマホ・イヤホンなどの「ながら運転」も対象に 警察庁(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース (2025/4/24)。指導ができないから罰金を取る手段で「脅し」にかかったと筆者は理解した。

 日本の道路は二輪車に対応していない。クルマと歩行者のレーンしか用意していないので,その間を走るバイクや自転車との干渉が起きる。

 バイクや自転車だけではない。車いすシニアカー,そして電動キックボードも,どこをどう走ったら問題が起きないのか,迷いながら走っている。そこにルールをかざして違反の取り締まりをしたら,それが違反なのか,違反でないのか,という基準がおそらく曖昧なままとなり,混乱が起きることが予想される。

 たとえば,自転車が走ってもいい歩道には歩行者と自転車が描かれた青い標識が立てられているが,どこからどこまでが走行可能なのかが書かれていない。クルマの標識であれば「一方通行終わり」という標識が別途立てられているはずである。自転車の走行に対して極めて不明瞭である。

 車道に二輪車の通行レーンのマークが描かれていても,それが途切れた先をどう通行したらいいかの判断ができない。また交差点に近づくと左折・直進のクルマが並んで止まって信号待ちしているので,二輪が通行できるのに十分な幅が取れていないような場所もある。

 電動キックボードに関しては,時速6kmモードにすれば歩道をどこでも走れるようになった。しかし,自転車は「自転車通行可」標識のある歩道しか走ることができない。そうすると,電動キックボードはクルマと干渉しない歩道を走れるが,自転車は車道を走る必要があり,これは大人も子供も同じルールだとすると,極めて危険な状況になる。車道の左側には,バイクも走っているし,駐車しているクルマ,乗り降りで停車するバスやタクシーなどと自転車が干渉してしまう。しかも,電動キックボードはほぼヘルメットなしだが,自転車のヘルメット着用はかなり強く指導されている。

 もっと危険に思うのが,車いすシニアカーである。基本的に歩道を走行することになっている。しかし,歩道は車道からの段差が大きく取られており,その段差を斜面で切ったとしても交差点ごとに上ったり下りたりしなければならない。左右で高さが異なるため,身体が左右に大きく揺さぶられる。少しバランスを崩したら転んでしまいそうになっている。中には,この段差を嫌って車道を走るシニアカーも見かける。幅があるし,スピードが遅いので,クルマとの干渉の危険が高い。

 せっかく電動キックボードを許可したのなら,電動キックボードや自転車の乗り方について罰金を取るような規制をする前に,これらが安全に走行できる二輪車道路の整備について提案をすべきだと思うのである。歩道に段差は必要なのか--自転車にも車イスにもシニアカーにも不便 - jeyseni's diary (2024/6/11)。

 筆者は,自転車用にいち早くヘルメットを購入し,スマホホルダも固定した。もちろんイヤホンは使用しないし,傘が必要なときに自転車を使うこともない。それでも,この「罰金制」の登場によって街角で警官に呼び止められる機会が増えるのが気に入らない。暴走車は止めるのが危険だが,自転車や電動バイクなら強権発動して検挙しやすいからだろう。木陰に隠れて検挙したりするネズミ捕りのような姑息なやり方がまた増えるだろうなと予想する。筆者としては,もう自転車には乗りたくない,という気持ちになってくるのである。