2025/5/4夜は、筆者にとって記念すべき日になりそうである。まったくの個人的な話題である。ついに肩凝りの張りがなくなった。というか急に消えた、といった感想である。
世の中には肩凝りを知らないという人がいて、幸せな人たちだな、といつも思っていた。何しろこの前期高齢者になるまで50年以上の肩凝り持ちである。気がついたら肩凝りだった。
おそらく原因は「運動不足」である。子供のころ、筋肉がつくような運動が苦手だった。走るのも苦手、泳ぐのも苦手。ボール投げも自分では頑張って投げているつもりだが飛ばない。腕立て伏せも20回、懸垂に至っては5回が限度だった。
ラジオ体操は好きで、結構大きな動作はできており、前屈では地面に指はつくし、背中で腕を交差することもできた。ストレッチ系はある程度できていたが、たとえば開脚はできなかった。
今考えると、ストレッチで外から力を加えれば伸びているように思うが、実はストレッチはストレッチする部分の筋肉の柔軟性が必要であり、筋肉のない部分のストレッチはただ少し伸びるだけで縮める筋肉への作用がほとんどなく、かえって筋肉を硬化させてしまうのではないかと思うのである。つまり、筋トレまで行かなくても、筋肉を常に動かせるような運動が、若い(あるいは小さい)頃から必要だったと思われるのである。ちょっと疲れるとすぐにやめてしまうような性格では、凝りがどんどんひどくなり、したがって動かさなくなり、また凝る、という悪循環になるのだと考えられる。
ピキッと音がして肩凝りが消えた - jeyseni's diary とこのブログで書いたのが、2021/5/9で、4年前のことになる。このとき、「鉄アレー」を使って凝りをほぐしていたことを紹介した。筆者のブログでこの「鉄アレー」で検索すると、その後毎年のように「肩凝りが消えた」とか「不定愁訴がなくなった」とかのタイトルが見えるが、結局その都度、少しずつ前進はしてきたものの、また元に戻ってしまっている。
その後、ある程度積極的に運動しているのが自転車である。それまでどこに行くにもクルマを使っていたのだが、ちょっとした買い物なら自転車を使うようになった。10年以上乗っている電動アシストママチャリなのだが、これまではちょっとした坂でもアシスト機能をオンにしていたが、ほとんどの行程をアシストなしで済ますことも多くなった。脚の筋力もついてきていると思う。
歩き方についても、これまでのブログで何度か書いているが、左脚のプチマヒの改善に伴ってO脚改善になるような力の入れ方をしており、現在は内股側を意識し、膝を伸ばしたり、逆に少し緩めて弾力を持たせたりしながら歩いている。ふくらはぎの筋肉や、その反対側の脛の筋肉も使えるようになったと感じている。
「ストレッチだけでなく、筋肉をつけることも大事なんだな」と自覚してから、 プロテインも定期的に摂取するようにしている。
そして昨晩、いつものように横になって背中に鉄アレーを押し当てたところ、いつもなら鉄アレーを押し返すような張りがあるところに鉄アレーの丸い部分がスウっと入り込んで行った。軟らかくなっているのである。試しに腕を回してみると、動作範囲も広がっている。
少し前に視たテレビ番組では、鍼治療が紹介されており、正しくツボに当たれば凝りがすぐに解消する場面が取り上げられていた。おそらく即効性のある方法だと思うのだが、1つには針が苦手なので試すことができないのと、整体や指圧などエビデンスのない施術法に疑問があるので、試すことができない。特に後者は、昨今いろいろと問題を起こしているので、近づくことができない。
そこで、自分の身体と相談しながら自己流で施術してきたのだが、50年もかかるとなると、自分では納得していても他人にはお勧めはできない。
自己流ではなく、もう少しエビデンスがあると説明しやすいかなと思って、理学療法士の勉強をしてみようかと思ったりしているが、結構な量の教科書と3年間の専門学校での教育が必要とのことで、アプローチの方法を現在模索中である。
筆者が中学生のとき、同級生で体操部に入った者がいた。小柄だったがすでに開脚はできており、肩から腕の筋肉も盛り上がっていた。運動ができる人はもともと才能もあるのだろうし、その才能を伸ばす機会において身体がそのトレーニングに応えられてきたのだと思う。筆者も前屈や開脚に努力したが、それはストレッチであり、運動とつながらなかったために効果を生まなかったのだと思う。というのも、ケガや故障が怖かったからである。そこを乗り越えて運動で自分の力を伸ばそうというインセンティブがなかった。「走るのは遅い」「体育はダメでもほかの科目で取ればいい」みたいな甘い考えがどこかにあったのだろうと思う。
体育指導や運動指導をしている人たちは、おそらく肩凝りの経験がないのだと思う。肩凝りを発症する以前にすでに身体を使い始めて、柔軟な筋肉や関節を作れる状態になっているのだと思う。実は肩凝りは非常に辛い症状なのだということをご存じないのだと思うのである。刺激して血液の循環を改善すれば良くなりますよ、というのは理論的な話で、実際は痛みを伴ったりするために一筋縄では改善しないと、筆者の体験からは言いたい。
今後、筆者もいよいよ高齢者の段階がさらに進むのだが、先輩高齢者がトボトボと歩いているのを見ると、明日は我が身なのか、と暗い気持ちになる。これも自己流だが、きちんと食事と栄養を取り、適量のしっかりとしたウォーキングや自転車乗りなど、適切に身体を動かして筋力を維持することで、自分の身体を支えられるようにすることで、ロコモーティブに問題のない老人になっていけるのではないかと思っている。そういう意味で、肩凝り解消もその一環だと思っているのである。