jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

歳とともに醜くなる男性,魅力的になる女性--この違いを考察してみる

戦後,(などと話を始めると,いかにもジジ臭いが)日本の食糧事情が良くなり,食の西洋化が進み,動物性タンパクや脂肪の摂取が当たり前になり,栄養的にもカロリー的にも十分な環境になった。特に学校での給食の普及によって牛乳を飲む習慣が定着し,十分なカルシウムが摂取されるようになり,日本人の体格は,身長,体重ともに大幅に大きくなった。

 筆者の青春期はすでに「三高」(高学歴,高収入,高身長)という時代で,理想の男性像が身長175cmと言われ,そこからはるかに背の低い筆者は負け犬組であった。その分,勉強も頑張ったし,標準以上の就職先にも入ったが,理想像は想像以上に堅固で,家庭を築くまでにはさらに長い時間を要した。

 実家が比較的質素な生活をしてきたこともあり,生活に余裕ができても贅沢はできないタチだった。食事は制限することもなかったが贅沢することもなく,健康で過ごすことを第一に考えていた。中年時代になって腰回りはメタボ基準ギリギリまで到達してしまったが,上半身や四肢は比較的スマートな状態を維持していると自負している。理想とまでは言わないが,筆者の父親のカクシャクとした歩き方を今でも思い出す。

 さて,通勤電車やオフィス街に若者が減り,中年から高齢にかけての男性がやたらと目につくようになった。一方,女性は平均的に若い年齢層が多い傾向は変わらないと思われる。相対的に男性の年齢が以前よりも高くなっているように思える。

 男性の身長の伸びも頭打ちとなり,しかも年齢層が高くなってくるので,小太りした体形の男性が目につくようになった。腹周りが大きく,そっくり返って歩く姿は,アシカやトド,クマをイメージさせる。さらに首回りも太く,腕や脚も太く,頭も大きくなっているように思われる。

 もう1つの体形は,背中を丸めて肩を揺すって歩くタイプ。背中の筋肉(なのか肉なのか分からないが)が盛り上がっている。こちらは大きい人はゴリラ,小さい人はチンパンジーをイメージさせる。

 要は,中高年男性の存在そのものが場所を取って邪魔なのである。

 若いビジネスマン(男性)は減少傾向にあると見えるが,10代,20代の若い男性が,モノを選択するオシャレから,着飾るオシャレに変わって行っているように見える。ネックレスはもちろんのこと,リング,イヤリング,そしてカラーネールまで,複数のアイテムを組み合わせて着装している。もちろんこれに合わせて髪型,服装,そして化粧までバッチリ決めているようである。時には,スーツ姿なのにイヤリングなどと合わせている若者もいる。これで仕事になるのか不思議なのだが,現代風なのだろうか。ここでも中高年男性とのギャップがますます大きくなっている。

 一方で女性は,働くウーマンとばかりに颯爽と歩いているように見える。パンツスーツ姿も増えた。付け入る隙がなくなり,仕事ができる女性を見せているように思える。ただし,さらに一方では,肩出し,腹出し,臍出しで堂々と歩く姿も目に付く。夏場の日焼け対策をするのと並行して,虫よけ対策もされているのかもしれない。普段,何の対策もしていない筆者の目からすると,「肌を出したからといって涼しいわけでもなく,虫に刺されて大変なのでは」と余計な老婆心が働いてしまうのだが,見た目重視なのだろうか。この辺りの女性の心理は,結局筆者には理解できないのだろう。

 日本経済の停滞で,かつてのビジネス戦士が老朽化してビジネス街をゾンビのように意味なく動き回る。若者は組織に属さず,自由気ままに生きている。生き生きをした女性が活躍できる経済社会は,サービス業だけなのだろうか。

 かつて,海外の人から見た日本人のイメージは,メガネにネクタイ,首からカメラ,旗を持った添乗員に連れられた団体旅行客,といったものだった。現代の日本人のイメージは,ひょっとしたら女性アイドルグループのようにアニメに出てくるフリフリ衣装の女子,というものなのかもしれない。それで世界が救われるのだろうか。