jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

小池東京都知事の退院と,テレワークの積極アピールの必要性を指摘

小池百合子東京都知事が,2021/11/21に1ヶ月ぶりに登庁した。いつもの元気そうな声だった。10/27に2回目の入院。1週間後の11/2には退院し,その後はテレワークで指示をしながら体力回復を図ってきたというが,ここでも「テレワークは実態が掴めない」ということを示している。

 1回目の入院は6/22。COVID-19ワクチンの1回目接種を6/6に受けたあと,過労で入院。2回目接種をこの入院中に行うと思われたが,実際は退院後だった。体調の悪い段階での2回目接種は,副反応のリスクも大きかったからだろう。

 2回目の入院でも,重病説,引退説が出ていたらしい。ある程度状況が改善しているのなら,正直,テレワークをきちんとアピールすべきだろう。それがリーダーとしての責任ではないかと思うのである。

 テレワーク中をアナログ的に「アピール」するバックカメラ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/11/10 と書いた。その後3週間目に入った今日も,この方法で上司にテレワークを積極的にアピールしている。まあ,100%仕事をしているわけではないことも事実だが,PCでのデスクワークをしていることで,遊んでいるわけではないことをアピールしている。小池都知事の場合は,テレワーク中はきちんと1日中,多くの仕事をされていたことは間違いないだろう。ただ,リハビリの時間帯や,昼間でも休眠の時間もあったろう。このリハビリ時間を中継するわけにはいかないが,仕事時間はきちんとアピールすべきではなかったのだろうか。

 出勤後,重病説を否定されたが,情報を闇に葬ろうとすると結局疑いを残したままになる。都民も国民も,心配していたというのにである。

 筆者は小池都知事のCOVID-19感染を疑っていた(いや,心配していた)。あれほど毎日のように多くの専門家との会議を続け,感染罹患リスクは非常に高かったはずだ。そう,司令塔がCOVID-19に感染しないか,みんな心配していたのですよ。だから,「ただの過労です」だけでなく,やはりきちんといた説明責任があったと思うのである。「生きています」「だんだん回復しています」ということをアピールするだけで良かったのである。

 政治家は,すべての行動に「国民に選ばれた」責任を果たす必要がある。もちろん,プライベートをすべて明らかにしろ,と言っているわけではない。ただどうもグレーな,あるいはブラックな行動が多すぎるように感じる。すべての行動を明らかにすると,身の危険にもつながらないとも限らない。リアルタイムではないにしろ,その日の出来事をブログにアップして審判を得ることも,政治家として重要な行動なのかもしれない。ブログでの個人的な情報発信ができるようになった現在,国民の信頼をさらに得るツールとして,もっと活用してもらいたい。テレワークの積極アピールも,その方法の1つに加えてはどうだろうか。