jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

興業集団「オリンピック組織委員会」

タイトルの、興業集団「オリンピック組織委員会」というのは、別に揶揄した訳ではない。要は、オリンピックとは、営利目的の見世物興業なのだということである。

 こう考えると、すべての抵抗がムダであることにに気づく。それは営利を目的とする企業の行動にすべてあてはまるからである。

 あとは、お客様である世界の人がどう対応するかにかかっている。

 不買運動をしてもいいだろう。一方で爆買いに走る人もあるだろう。要は自由競争のようである。

 筆者はたとえば観光地が中国人観光客でいっぱいになっている状況を個人的には良くは思っていない。正直、日本文化を称賛しての来日観光とは思えないからである。目的は高品質の日本商品を爆買いして国内で売りさばいて儲けを出すという仕入れビジネスの一環で観光していると思っているからである。

 しかし、観光地にはお金が落ち、潤う。ほかにお客様がいないから、対応する方向で仕事をする。これが流れである。

 出版業でいうと、今は本も売れない、雑誌も売れないし広告も入らない、売れるのはコミックとベストセラー本、カリスマ本ぐらいである。ならば、すべて売れるものだけを作るかというと、すべて移行する訳ではなく、一部の業態を変えて対応しようとする。そこが知恵の出し所である。

 オリンピックという興業は、IOC という営利団体が何が何でも開かなければならない事業なのである。そこに「国の名誉」だとか「メダルの名誉」だとかで権威づけして、利潤を吸い取る。オリンピック貴族様なるコバンサメがいることも、新型コロナウイルス騒ぎがなければ、今回これほど明らかになることもなかったろう。

 いい機会なので、あと1ヵ月闘ってやろうじゃないか。IOC も日本政府も東京都もどんな権利を与えられたのか、明らかになるだろう。