jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

あらゆる空飛ぶモノの開発をいったん中止し,宇宙へ向けた目を人類と地球に向け直してほしい

ドローンが戦争に使われるようになり、脅威になっている。ウクライナ紛争でも、ロシアがイラン製の自爆ドローンを使っているとされている。ミサイルよりもはるかに安く、一方でGPSでコントロールされるので、精度も高い。1機当たりの破壊力は限定的としても、これが波状攻撃、あるいはじゅうたん攻撃を仕掛けて来たら、逃げ場がない。

   これが、沖縄地域に対する中国の作戦ですでに進行しているのだそうだ。ドローン専用の空母もあり、大量のドローンによる波状攻撃が計画されているとする。仮にこれがウソだとしても、いつでも実現可能である。

   ドローンは無人で統率の取れた行動ができる。感情がないので、多少の犠牲が出てもまったく動じることもなく、作戦を最後まで遂行するだろう。自爆型でなくても、隠れた部屋にまで入り込んで攻撃ができる。小型の銃さえ搭載していればいいからだ。

   ドローンについては、これまでもたびたび、開発を中止するように訴えてきた。効果に対する害やデメリットの方が多い。かつてのラジコン模型が何百倍にも増えてのと同じである。安定性は上がったとはいえ、落ちれば事故になる。

   ドローンを大型にした「空飛ぶクルマ」にも異を唱えてきた。コスパも悪いし、操縦者も足りない。クルマの免許で運行もできない。

   空飛ぶ武器であるミサイルやICBMもあまりにも危険である。日本は北朝鮮だけでなく、ロシアからも標的にされてしまった。すぐに開発をやめさせなければ、日本の明日はない。

   人工衛星が引き続き毎年何百機も打ち上げれているが、過去に打ち上げた人工衛星デブリという宇宙ゴミになっている。民間企業も大量の人工衛星を無計画に打ち上げている。これらの古い人工衛星も落下する危険性を持っている。

   そして衛星の打ち上げに使われるロケットも、すでに製造ノウハウや職人がいない日本でまだ続けられている。技術面でもコスト面でももう太刀打ちできない。資源の無駄使いである。

  民間企業として 月に初着陸させようとした試みは失敗した。最初の月面着陸からすでに50年も経っているのに、このヘマによって、日本の技術力のなさがさらに証明されたことになる。2度目の挑戦などやめてほしい。

   高度成長期で人類が前向きに進んでいたときは,空や宇宙を目指しても構わない。しかし21世紀に入って経済が破綻し、地球の環境が危機にあり、しかも食料危機や戦争も続き、核戦争や核廃棄物の危機も直面している時に、宇宙の起源だの宇宙の果てだの他の天体だのと,フロンティアを目指す夢物語は,今進めるべきではないと,筆者は言いたい。

 ハッブル宇宙望遠鏡ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が,宇宙の果ての星の誕生の様子を映し出したことが報道されている。そんな性能があるのなら,ispaceの月着陸船の動きなど,手に取るように見えたのではないか。途中で燃料が切れて落下したというのは本当なのか,墜落したのなら,その残骸がどのような状況で月の表面に散乱したのか,搭載していた探査車なども壊れてしまったのか,そんなことぐらい見えるのではないのか。そういう協力もしようとしないで,純粋に遠くの星ばかり眺めていて,成果が出たと喜んでいるだけでいいのか。【追記】地球上の電波望遠鏡で月を見ると,解像度5m✕5mが現在の最大解像度とのことである。地球上から撮影されたこれまでで最も高解像度な月面の画像 - ナゾロジー (nazology.net) 光学望遠鏡ではどうなのだろうか。

 自然学系の研究者の多くが,純朴に研究に熱中しているのはすばらしいと思うのだが,あと20年間,地球の運命が決まるかどうかというときに,その知恵を地球や人類を救うという別の目的のために使えないものか。

 共通していることは,空を飛ぶモノをまずすべてやめること,空や宇宙を見ることをいったんやめることである。まず目の前で起きていることを,解決してから夢を見直してほしい。

 ノストラダムスの大予言には「空から恐怖の大王が降ってくる」とある。天空のラピュタに出てくる「ロボット兵」の軍団が襲ってくる様子を,今のドローン軍団のように筆者には見える。今のウクライナを攻撃している自爆ドローン軍団が,いつ日本に襲って来ないとも限らない。核兵器のことではないかと言われた「恐怖の大王」だが,本当に核兵器が使われないとも限らない状況になりつつある。

 ドローン,空飛ぶクルマ,ミサイル,ICBM,ロケットなどのあらゆる空飛ぶモノの開発をいったん中止してほしい。そしてそのパワーを,地球を救う力に変えてほしいと,願わざるをえない。