jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

健康不安,認知不安は,後進に道を譲るタイミング--バイデン氏および国民の英断に期待【7/22に撤退声明】

2024/7/13アメリカ・ペンシルベニア州で行われた共和党の集会でトランプ氏が銃撃を受け,右耳を負傷するという出来事があった。日本で前首相の安部晋三氏が銃撃で暗殺されたのが2年前の2022/7/8。日本の犯行は自作銃だったが,アメリカでは射程の長いライフル銃が使われた。犯人の父親の所有の銃であり,犯人も射撃クラブに通っていたという。その後,トランプ氏は軽傷であることが判明し,共和党指名候補大会にも出席して,候補者に選ばれた。運も味方したようである。

 一方で,民主党のバイデン大統領は,足元がおぼつかず転倒したり,演説で人物名を間違えたりと,健康不安,認知不安で次期大統領候補からの撤退要求が民主党内部からも起きている。さらに,新型コロナに感染したとの報道もあった。

 バイデン氏の年齢不安は,今後の国内・海外でのリーダーシップへの不安につながる。同氏の考え方に筆者は基本的には賛成だが,身体の健康あっての政治家であり,リーダーでもある。新型コロナで療養,ということを口実に,次の世代に道を譲るいいチャンスだと思うのである。

 カマラ・ハリス副大統領や,グレッチェン・ウィトマー・ミシガン州知事など,女性の有力候補者が控える民主党である。国民に強いメッセージが出せるようであれば,バイデン氏は勇退すべきだろう。ただ,国際政治においてのリーダーシップまで取れるかについての不安は,両氏および他の知事経験のある候補者でも未知数である。

 実は筆者も,先月から体調不安となり,これから数年間の経過観察を指示されている。前期高齢者とはいえ,仕事に対する情熱は若い人には負けないと思ってきたのだが,さすがに健康不安となると可能なら次世代にバトンを渡した方がいいだろうという考えになってくる。当方の考え方を引き継いでくれる人,あるいは大胆な改革を提案してくれる人に期待したいと思う。バイデン氏にも「勇退」を格好よくおこなってもらいたいものである。

【追記】7/22、バイデン大統領が次期選挙から撤退すると表明された。強いリーダーの登場に期待する。