jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

関西万博の足としての船利用がほとんど機能していない--神戸港や神戸空港はともかく,淡路島からのルートに客が乗るのか

関西万博初日(2025/4/13)に11万人が会場を訪れた。移動は基本的にシャトルバスのみ。ここで1時間待ち,2時間待ちがすでに起きていたようである。

 海に面した会場なので,そういえば水上バスみたいなものがあると便利なのではないかと思ったのだが,普通に検索しても何も出て来ない。そこで,万博の公式ホームページから「アクセス」のページを開き,その中の「船」の情報を見つけた。

 しかし,ホームページ上にたとえばどこから乗船できるかの情報は出ていなかった。最新の旅客船の運航状況(PDF)https://www.transport.expo2025.or.jp/pdf/Ship_List.pdf を開いて,初めて複数の乗船場を確認できた。

 ところが,水上バスのような定期便,シャトル便に相当するサービスはほぼ見当たらず,あるのは貸し切り船・不定期という表示だけだった。

 最も使いそうなルートは,神戸空港に到着して,そこから会場入りする場合。ただし,神戸空港には海外便は発着しないので,海外からのお客さんは使えない。

 かと言って,淡路島からのルートから会場に向かう人がいるのだろうか。

 東京の晴海国際展示場には,バスのほかには水上バスが定期運航しており,15分ぐらいで会場まで行ける。短い距離だが,一度に乗れる人数が100人ぐらいで,バスが混んでいるときは意外に回転も早い。

 関西万博を取り巻く船利用の環境は,ほとんど整備されていないと言っていいだろう。「いまどき船便で?」といった消極的な考えがあったのではないだろうか。

 何しろ会場までの橋が2本しかなく,シャトルバスかタクシーしか交通機関がない。自家用車も使えない。

 基本的に,待つことが嫌いな筆者なので,この万博は映像で確認するだけになるだろう。パビリオンの入場のために待つのはやむを得ないとして,交通,トイレ,そして食事のために並ぶことは,人生の時間の無駄遣いだと思っているからである。しかも,天候にかなり左右されそうなので,雨嫌いで暑いのが苦手な筆者には,とても行けそうにない。

 たしかに,その場に行かなければ体験できないことは多い。筆者も国内・海外に旅行に行って初めて得た経験も多い。しかし,みんなが行くところだけでしか体験できないというものでもない。

 そういう意味では,メディアのレポーターや旅行アナリストなどは,まずその場に行くことが仕事なので,大変といえば大変である。これにYoutuberも現地からレポートするしかないので,とにかく初日に勇んで会場入りしなければならなかったのだろう。100のうち2つでも3つでも感動するところがあれば,それをレポートすればいいからである。しかし,個人ベースでは批判したいところも多いイベントなのではないだろうか。

 「待つ」ことでとりあえず事故なく数日が過ぎているのは良かったと思う。晴海埠頭の水上バスは短距離だが,大阪湾を横切る船ルートは,それなりに覚悟する必要もあるからだ。台風のときの橋は大丈夫なのかといろいろ考えてしまう。

 爆弾騒ぎはとりあえず悪戯で済んだが,海側のセキュリティーも大丈夫なのかどうか,確認する必要がある。2016/5/26~27に伊勢志摩で行われたG7サミットでの海上側警備が思い出される。とにかく平穏に終わることを要望したい。