jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電子レンジに加熱パターン調整機能を--突沸を防ぐために

電子レンジが嫌いである。加熱ムラができたり,温まらなかったり,そして爆発したり突沸したりする。

 容器の形や材質,中身の粘度,庫内での置き方など,さまざまな対応策が書かれているが,いずれも勘と経験でしかなく,絶対にうまく行くという方法が見つからない。

 加熱ムラを防ぐ方法として,かつては電子レンジの中にターンテーブルがあったが,そのときもうまくムラなく加熱できていたとは思えない。現在の電子レンジは,主に底からのマイクロ波照射自身を回転させて加熱ムラを防ぐようになっている。それでもうまく加熱できた試しがない。

 電子レンジの中には,庫内に赤外線温度センサーを取り付けたモデルがあり,自動加熱ができるようになっている。これだと過熱や加熱不足は防げるようだが,最終的にいつ出来上がるのかの見当がつかない。1人で使うのならともかく,次に使う人がいるような場合には,最短時間で加熱する方法で短時間に加熱したい。そこで無理して高い出力を掛けてしまうと,爆発したりするのである。

 たとえば,600Wで3分で仕上げたいという場合,最初から最後まで600Wで加熱すると,途中で器が急に熱くなり,そこからあっと言う間に中身が沸騰したり,突沸したりする,といった印象がある。ならば,最初を強めに800Wぐらいで加熱して器を熱くし,その後,出力を落として沸騰を防ぎながら加熱を続けるような加熱パターンを設けてはどうかと思ったのである。

 鍋を火に掛けて加熱する場合も,最初は具材が冷えているので,いくら強く容器を加熱しても具材はなかなか温まらない。その後,具材が温まってくると,鍋の底から急に沸騰が始まる。そのまま加熱を続けていたら,具材が沸騰してしまうので,加熱を少し抑える。いわゆる「中火」に落としても沸騰を継続でき,加熱を続けられる。

 同じような加熱パターンを電子レンジでも実現するといいと思うのである。

 もう1つは,電子レンジ内の温度パターンの可視化である。サーモグラフィーカメラを内蔵し,それを画面表示すれば,加熱ムラの状況が視覚的にわかり,場所を変えるなどの処置が取れると思うのである。

 同じように,容器が温度によって色が変化するようになっていてもいいかもしれない。感温インクを塗ったガラス容器なら,実現できるように思える。

 電子レンジはすごい発明だと思う。しかし,器だけが熱くなって中身が温まっていなかったりすることが多い。生玉子が爆発する理屈は分かるが,ゆで卵や卵焼きまで爆発する理由がいまだに分からない。局所的な過熱が原因とは分かるが,どうして,またどこに局所的な過熱が起きるのかが分かれば,その対処法は変わってくると思うのである。

 そういう意味では,電子レンジで焼き魚ができる特殊セラミックプレートの開発は,画期的だと思うのである。なかなか加熱がうまくできないプラスチック製の弁当箱とか,ラップで包んだだけのおにぎりがムラ加熱になったり,コンビニの1500W電子レンジがなぜそれほど問題なく温まるのか,など,電子レンジは未知数の部分が多すぎる。