jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

庭や駐車スペースの地下にシェルターユニットを埋め込むアイディア

2022/5/28。土日の今日と明日は,5月としては記録的な猛暑日になる可能性があるという。地球温暖化防止と言いながら,エアコンを使うには発電しなければならない。主力の火力発電は,今のところ必ず二酸化炭素を膨大に排出する。堂々巡りして,結局,地球温暖化に歯止めが効く気配はまったく見えない。

 東京都が,新築住宅に太陽光発電の設置義務を事業者に課すという条例を可決した。もしこれを実現するのなら,「電力会社による電力の供給を禁止する」ということと並行して実施しなければ,何の意味もない。結局は電力料金の買い取りでお茶を濁し,10年後にはパネルは発電しなくなり,処分もリサイクルもできない大型ゴミの山となるのは目に見えている。無策としか思えない。

 どうせなら,東京の新築住宅には「核シェルターの設置義務」を課した方が,将来的には役に立つ可能性がある。何しろ,いまや核の脅威はロシア1国だけではなくなり,隣国の北朝鮮がすでに日本を完全に射程距離に収めている状況である。真っ先に狙われるのは首都である東京である。おそらく,皇居や首相官邸,そして都庁の地下には,核シェルターが作られていると思う。国会議事堂や省庁のビルにはないかもしれない。しかし,真っ先に逃げ出すのは,行政関係者,立法関係者であることは目に見えている。自分たちだけはおそらく助かるための手は打ってあるはずだ。都民や国民の命は,彼らには関係がないからである。

 現実的な利用法としての,地下シェルターの意義は別なところにある。というのも,地下室は温度が低いことである。直射日光にさらされる地上の建造物に比べて,比較的温度の安定した地下は,夏場はヒンヤリしている。冷房の必要がない。

 冬場も実は,地上の建造物に比べて温度の下がり方が少ない。密閉されている分,暖房の効率も高い。冬場の地下水が温かく感じるのと同じ理屈である。

 問題があるとすると,湿気と強度である。たしかに,地下室は壁の外が土であり,そこには地下水や雨水が常に存在する。地上の建物以上にきちんとした密閉性を確保しなければ,湿度の高い暮らしにくい空間になりがちである。しかし,常にジメジメした印象のある地下室だが,施工をきちんと行えば湿度を遮断することは可能である。強度を確保する必要があるのも同じ理由である。

 NATO加盟を正式に表明したフィンランドは,国民の大多数が「別荘」を持っているという。そこには倉庫を兼ねた地下室が標準的に作られているらしい。しかもこの別荘は,単に贅沢のためではなく,都市部が侵略を受けた際に逃げるためのシェルターの役目を果たしているという。さらに,爆弾などの攻撃を受けても,広い敷地内の地下シェルターに逃げ込むことで,被害を受ける確率を下げているのだという。これが,長年「中立国」を維持するための「自己防衛」の知恵だという。

 日本も,第二次世界大戦に入ってから国内で何をしたかというと,「本土決戦」に備えた防空壕掘りだった。実際に空襲が始まる事態になると,防空壕への逃げ込みが日常茶飯事となった。焼夷弾を使った空襲によって一面焼け野原となった東京でも,防空壕で助かった都民は多かったはずである。

 その後,「平和主義」という名の一種の洗脳により,日本人は平和ボケし,毎月のようにミサイル開発の実験台にされているにも関わらず,「自分の身を守る」手段を一切講じていない。ミサイル直撃,さらに核攻撃を受けたらもちろん一溜りもないが,地下シェルターがあれば少なくとも爆風による大きな被害から逃れることはできると思うのである。

 もう一つは,水害の問題である。都会でも川の増水によって街中に水が逆流する内水氾濫が起きて,地下室に閉じ込められて亡くなるケースも出てきている。これは地下室がシェルターとして設計されていないためである。東日本大震災による高さ15mを超える津波に対応することはできないが,頻繁に起きる深さ1mぐらいの床上浸水に堪えられる構造を持った地下シェルターは合理的かもしれない。メンテナンスまで考えると,母屋とは別に庭や駐車場の下にユニットを埋め込めば,後から設置もできる。

 以前,「津波シェルター」があることを紹介した かなり実用的な津波シェルター「ライフアーマー」 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/4。直径1.2mの球形で,大人が4人入って水に浮く仕掛けである。これを庭に設置しておいて,非常食もその中に備蓄しておけば,いざ津波の時に流されても生き残れる,というものだった。筆者宅はおそらく津波の被害はないのだが,シェルターとしての価値はあると思っていた。ただ,この中で生活するわけにはいかない。

 地下室で6畳ぐらいのスペースが確保できれば,洪水時に逃げ込むこともできるかもしれない,という具体的なイメージが少しできている。ただし,地下を掘るのは工費がかかるのと,残土が大量に出るという問題がある。再度,「土地拡張のための埋め立て事業」を始めて,この残土を利用するのもいいかもしれない。