jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

新型コロナウイルス

「除菌シート(アルコール入り)」は安くてベストな”汗拭き”--残り香,ベタつきなし

筆者は汗っかきである。汗拭きシートは湿気の高い日本独自の製品のようで,まあオシボリ文化の延長線にあるようにも思える。最初に製品化されたのは1999年とのこと。 それまで,ウェットティッシュはあった。アメリカでお尻拭きとして1970年代に販売され,日…

新型コロナの病床リアル数を分析してみる--第7波で重症病床を減らした東京都の意図は?

厚労省のデータから,病床数と入院数(東京)を作ってみた。第6波と第7波の入院数増加カーブはあまり変わらないようである。 新型コロナの病床実数(東京) 全体の病床数は,2年半前の約2倍まで段階的にではあるが減らすことなく増やしているのに対し,重症…

cocoaアプリは働いているのか--機能する前に接触機会を減らすテレワークを選択

「接触確認アプリ」より欲しいアプリ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/6/20 と書いたのが,厚労省が配布を始めたcocoaアプリである。2020/6/19に発表された翌日には筆者もインストールした。 その後,我が家のメンバーではcocoaアプリによって「濃…

日本の医者は内科、皮膚科だけになるのではないか--外科、小児科、産科、感染症科の人材が足りない(私見です)

産科医が足りない、小児科医が激減している、救急救命センターの外科医が成り手がない--よく聞く話である。ドラマでは、その現場の緊張感がうまく表現され、やりがいのある仕事として描かれる。主役もイケメンや美女の若手俳優や歌手で、視聴率を稼ぎに行っ…

自主テレワーク再開します--行動制限されないことへの自己防衛

2022/7/25(月)から1週間,3ヶ月ぶりの自主テレワークを申請した。ちょうど仕事がピークとなる週で,仕事に集中したいという表向きの理由と,第7波が明らかになってから,新型コロナウイルスの1日の感染確認者数が,まず7/15から3日間,第6波のピークを超え…

第7波の拡大率は2.8乗--第6波の2.35乗を上回る勢い

新型コロナウイルスがオミクロン株になって急拡大した2022年1月からの第6波の際,拡大率を分析するツールを作って紹介した 単純計算で2022年1月末には1日16万人が感染--日々の拡大率2.5乗で試算【係数2.35に修正】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/…

感染して治った人もワクチン接種した方がいいのでは,という話--3回目ならノババックスも選択可能

筆者を除く家族全員が,第6波の後半にオミクロン株と思われる新型コロナウイルスに次々に家庭内感染したことは,先に報告した 我が家の新型コロナ感染対応--オミクロンはやはり感染力が強かった - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/3/27。幸い,それぞ…

感染速度1.3倍,重症化率が高く,免疫回避能力も高いBA.5蔓延の第7波で,行動制限をしない不思議

2022/7/12 60歳以上枠により,新型コロナウイルス対応ワクチンの4回目の接種を受けた。本当は,先週金曜日に接種したかったのだが,筆者が接種しようと思っていたモデルナ製ワクチンを受けられる医療機関が見つからず,週明けの予約となった。 朝一番で接種…

BA.5は感染力1.3倍で肺で増殖--オミクロン変異株亜種で重症者が増える危険

2022年7月に入って,日本全国での新型コロナウイルス感染確認者が,8日続けて前週比で2倍を超える勢いで増加している。専門家委員会の尾身茂会長の会見を何ヶ月かぶりで聞いた。第7波が襲ってきたと言えるだろう。 感染の中心は,オミクロン変異株の5番目の…

マスクインナーカバーで浮かせて換気--夏マスクの新しい着用方法

2022年7月になり、新型コロナウイルス感染の再拡大が顕著になっている。しかし、第7波宣言もないし、6月の記録的な猛暑風の天気もいったん収まったため、夏マスクについては熱中症予防の観点から「ある意味で積極的に外そう」という掛け声がある。参議院選挙…

クルマのハイビームと同じ--屋外マスクの着用基準を分かりやすく例えてみた

梅雨が開けたかと思ったら小型の雨台風4号の影響で全国で局地的な豪雨になった。この手の低気圧には台風以外の別の定義が必要なのではないか。「広域大気不安定パターン」とか、台風とか低気圧、前線とかで定義できないパターンだと思われる。 パターンエリ…

鼻出しマスクは許してあげよう--熱中症対策と感染拡大防止対策のベストバランスはこれだ

猛暑日が続きそうである。屋外で会話の少ない場面では、マスクを外して、熱中症にならないように気をつけて、とも言われる。しかし、マスクなしで会話をベチャベチャしていることが普通に行われている。 変な、曖昧な基準でマスク外しを推薦するから、知恵の…

夏マスク対策を再度準備してみた件--皆さんが外すので筆者は着用します

日本中がコロナ疲れになって,いよいよ「専門家」が「屋外でのマスク着用義務はなくしてもいい時期」などと言い始めた。それも,感染予防を訴えてきた尾身茂氏ではなく,東京都医師会の尾﨑治夫氏だったり,コロナ担当大臣の山際大志郎氏だったりする。対応…

6月に咳をしていることがおかしい--それはオミクロンです

「ゴホンと言えばオミクロン」。今回はこれを言いたい。 風邪の季節はいつでしょうか。11月から翌3月の冬場に風邪を引くのが普通である。 では今は何月でしょう。もう6月も中盤ですよ。今,風邪を引いているっておかしいでしょ。 筆者は,いまどき咳をしたり…

結局、肺炎は治せない--脳の研究もまだまだ

2022/6/13、日本全国の1日の新型コロナウイルス感染確認者数が1000人を切った。筆者は隠れ感染者、無症状感染者の数が入っていないと判断しているが確かにワクチン接種の効果である集団免疫が獲得されつつあるとも思っている。症状が出ても、風邪だと偽って…

オミクロン株だったために人的被害が最小限だった北朝鮮

北朝鮮での新型コロナウイルスの急速な感染拡大とその後の急速な収束が伝えられている。国民の6人に1人が感染したことになるという。 同国にとって幸運だったのは、感染拡大がオミクロン変異株だったことである。これがデルタ株だったら、死者数が今の10倍、…

PCR検査に代わる新型コロナ高速検査方法が登場か

新型コロナ: 9分で新型コロナ検査 高感度でPCRの置き換え狙う: 日本経済新聞 (nikkei.com) 2022/5/26。この記事には関心があったのだが,仕事が忙しくてフォローできていなかった。理化学研究所と東京大学の発表である。 一方で,公式認定された新型コロナウ…

タバコの煙とウイルスのサイズはほぼ同じ--マスクがいかにウイルス防護に効果がないかを確認できる

タバコの煙の粒子の直径は 0.1~1.0μmである。一方,インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスのの大きさは直径0.1μm程度である。つまりほぼ同じサイズといえる。いずれもPM2.5(2.5μm)よりも小さい。 最近は,タバコを吸いながら歩く人は減ったが,以前…

「屋外2m」というまた訳の分からない基準--会話がなくても,咳くしゃみで拡散

マスク着用の緩和基準が,厚生労働省から発表された。屋外で2m離れていれば,マスクなしで会話してもいい,という。会話なしなら,すれ違い時にマスクなしでもいい,という。 人の後ろを歩くことは想定されていない。屋外で会話はないが,常に10分以上も同…

電車の換気の新案--車両の間のドアを開放しよう

またまた、電鉄会社の新型コロナウイルス対策についての文句と、お金の掛からない対策の提案である。 電車は、空調で換気していると放送では言っているが、その換気能力は微々たるものである。満員電車のモウモウとした空気を会社側は知らないのだろうか。 …

改めてクラスターを考察する--結局は「強制換気」がなかったことによると断言する

新型コロナウイルス禍の拡大拡散パターンを考えてみると、やはり狭い室内でのクラスターが最も確実に感染力が高い。現在の飲食店でのパーティションや換気、黙食などは理にかなっている。飲食店でとりあえずクラスターが発生したのは、集団による飲み会のみ…

検温器よりも「ノドのイガイガ検出器」が欲しい【追記】

新型コロナウイルスのオミクロン株変異で、世の中の対応が変わりつつあるが、相変わらずの対応に疑問が出てきた。その1つが体温測定である。 デルタ株のころの発熱パターンは、かなりの高熱か急に出たり、ちょっとしんどい37.5度ぐらいの発熱があり、検温器…

マスク嫌いと口臭

2002年から数えてちょうど20年,外出時にマスクをする習慣が経過した。しかし,2020年の新型コロナウイルス禍では,外出時はおろか,室内でもマスクをすることが求められている。おしゃべりをしたり,咳・くしゃみ時のマイクロ飛沫が,新型コロナウイルスの…

「屋外マスク」の意味の取り違え--道を歩くときとジョギング時はマスク着用義務を

新型コロナウイルスのオミクロン株が感染力の強さを武器に次々にマイクロ変異を続けている。2022年のゴールデンウイークが終わり、予想どおり感染者数は増加に転じている。 しかし、暑い季節に入ることもあって、医療専門家からもマスク着用について緩和策が…

くちばし型マスクに統一しよう--マイクロ飛沫のワンプッシュ拡散の弊害を強調すべき

2022年ゴールデンウィークが終わった。3年ぶりの外出制限のない休日で,期間中の観光地への人出も,日本人に限っては従来同様に戻ったようだ。まだ海外からのインバウンド観光客は戻ってきていない。 週が明けて,筆者も通常勤務に戻っている。通勤電車の混…

オミクロン株は“COVID-21”で第二類対応への変更案--4回目ワクチン接種も期間を限って以降は自己負担へ転換

タイトルに「オミクロン株は“COVID-21”で第二類対応への変更案」と書いたが,すでに オミクロン株を「SARS-CoV-3」とする提案--潜伏期間2日,上気道での増殖で五類相当に(あくまでも素人の勘ですが・・・) - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/22 …

ノドに調子が変なら「オミクロン」--電車に乗られると迷惑です

咳払いも咳も,ノドのイガイガが原因である。こんな症状があるなら,いつもなら風邪だろうが,今ならほぼ確実にオミクロン株感染である。まず,かかりつけ医に症状を告げ,そこで検査するのか,発熱外来に行くのか,すぐに判断してもらうべきである。 これは…

高位置サーキュレーションのススメ

オミクロン株が中心になった今、最も大事で,ある意味で最も簡単な対策が「強制換気」である。まず、部屋に換気扇を必ず設置すること、そして,室内の空気を循環させて、換気扇のところに空気が移動することが重要である。 このために活躍するのがサーキュレ…

電車内の会話を「禁止」に--オミクロン株対策をもう1つ追加提案

新型コロナウイルスのオミクロン株は,BA.2,XEと亜種変異を続けている。筆者の感覚としては,インフルエンザウイルスの変異に似た状況になりつつあるように思える。より早く広く感染を拡大させる作戦である。 マイクロ飛沫による空気感染が2022年4月になっ…

換気vs寒気&暖房,そして花粉,熱気&冷房,省エネ--この悪循環を断ち切るための考察。「リゾートテレワーク」が理想という結論

筆者としてはようやく,新型コロナウイルスに対する攻め方・守り方に確信が持ててきたので,遅まきながらまとめてみたいと思う。 2020年初の初期型でも,結果としては一般的な会話時に発するマイクロ飛沫による空気感染が中心だったと思われる。2022年時点の…